鶏皮は体に悪い?食べ過ぎは危険?デメリット・メリットを比較し紹介!
鶏皮が危険で体に悪いと言われている理由を知っていますか?油が多く、鶏皮の食べ過ぎは体・健康に悪いイメージですよね。今回は、鶏皮や鶏皮の油が危険で体に悪いと言われる理由にくわえ、コレステロール値を下げるなど期待できる栄養や効果を紹介します。鶏皮の美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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鶏皮は健康・体に悪いって本当?危険?
鶏肉の皮には、旨味があるので皮をつけたまま調理する人も多いかもしれません。しかし、鶏皮は健康や体に悪い、という声も聞かれます。今回の記事では、鶏皮を取り外さずに食べても体に悪影響や危険性はないのか詳しく解説します。
鶏皮は危険・体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎは不健康?
鶏皮を食べるのは体に悪影響を及ぼす危険性があると言われていますが、どういった理由で体に悪いのでしょうか。実際に鶏皮を食べることはデメリットがあり、以下では鶏皮を食べ過ぎることの危険性を紹介しますので参考にして下さい。
①他の部位に比べ脂質・油分が多く高カロリーで太る
100gあたり | カロリー | 糖質 |
鶏皮 | 497kcal | 49g |
鶏もも | 204kcal | 14g |
鶏むね(皮なし) | 116kcal | 2g |
ハツ(心臓) | 207kcal | 16g |
鶏皮は他の部位と比べてカロリーがかなり高く、脂質や、油分が大量に含まれていることが原因です。脂質は9kcal当たり1gも含まれており、他の栄養素が含まれている食材と比べても鶏皮は高カロリーな食材になります。ダイエット中はできるだけ、脂質の多い鶏皮は外して食べるのがおすすめです。(※1、2、3)
(*鶏肉の部位別のカロリーや、鶏皮が太るかどうかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②消化に悪い
鶏皮に含まれる脂質はタンパク質や糖質に比べて消化されにくい栄養素で、食べ過ぎると胃の不調を起こすことがあります。消化に悪い鶏皮を食べると便秘になる危険性があるので、焼き鳥串2本程度の20gに抑えて食べましょう。また、脂質や油分の多い鶏皮を食べ過ぎて胃もたれを起こした場合には、ヨーグルトやおかゆを食べることをおすすめします。(※4、5)
鶏皮には体に良い効果・効能もある?食べるメリットは?
鶏皮を食べるのはデメリットばかりではなく、以下の栄養素が含まれているのでメリットも多くあります。
・不飽和脂肪酸
・アンセリン
・カルノシン
・コラーゲン
鶏皮に含まれる代表的な栄養成分は上記の4つで、それぞれに体に嬉しい効果や効能があります。脂質や油分が多いために避けられがちな鶏皮ですが、メリットもあるので、以下で紹介する栄養成分の効果や効能を確認しておきましょう。
①不飽和脂肪酸によるコレステロール値の低下
鶏皮に多く含まれる脂肪は不飽和脂肪には、血中の悪玉コレステロール値を下げる効果があります。悪玉コレステロールが増えることで、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因になるので注意しましょう。ただ、不飽和脂肪酸の過剰摂取は動脈硬化にも繋がるので、鶏皮の食べ過ぎは避けてください。(※6、7)
②アンセリンやカルノシンなどの疲労回復効果
鶏皮にはアンセリンや、カルノシンと呼ばれるアミノ酸が含まれており、それぞれ役割は違いますがどちらも疲労回復効果が期待できます。体に疲労が溜まると使い切れなかったエネルギーが筋肉で乳酸として蓄積されますが、アンセリンは乳酸をスムーズに分解してエネルギーに変えます。
一方で、カルノシンは乳酸の生成を抑えて疲労感を減らす効果があるので、筋トレをしている人は鶏皮を食べて筋肉疲労の回復に役立てましょう。(※8、9)