カマンベールチーズは体に悪い?毎日は食べ過ぎでNG?1日の適量など紹介!
カマンベールチーズが体に悪いと言われる理由を知っていますか?毎日は食べ過ぎでしょうか?今回は、カマンベールチーズの食べ過ぎが体に悪いと言われる理由を、〈美容効果・癌〉など適量食べた時の効果・効能とともに紹介します。カマンベールチーズの食べ過ぎにならない一日の適量も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カマンベールチーズは体に悪い?食べ過ぎNG?
数ある種類のチーズの中でもクセがなく食べやすくとろりと熟成させたカマンベールチーズは、料理やおつまみとしても人気があります。クリーミーで濃厚な味わいのカマンベールチーズですが、体に悪い影響があるのでしょうか。食べ過ぎなければ大丈夫なのでしょうか。
カマンベールチーズの食べ過ぎが体に悪いとされている理由は?
カマンベールチーズの食べ過ぎは、体に悪いといわれています。なぜ体に悪くどのような作用があるのか、その症状と理由を紹介します。
①チラミンによる頭痛や吐き気
チーズには高い濃度でチラミンという成分が含まれていて、体内に蓄積されると血圧を上昇させて頭痛や吐き気を誘発する可能性があります。チラミンが原因となる頭痛は頭の片側からこめかみにかけて脈打つように、ズキズキと痛む偏頭痛になることが特徴です。体調や体質によってチラミンの量の健康への影響は異なるので、必ず頭痛になるとは限りません。
②大量の脂質による下痢や腹痛
チーズには脂質が多く含まれていて腸に運ばれた際に脂質が腸内に詰まってしまい、そのまま時間が経過すると腸内が汚れて腸内環境が悪化してしまいます。
カマンベールチーズの栄養成分である動物性タンパク質と脂質は悪玉菌の好物であり、チーズを摂取しすぎると悪玉菌の大量増殖に繋がってしまうのです。悪玉菌が増えると腸内環境が悪化し、大量のガスや有機酸が作られて腸管を刺激し下痢や腹痛を引き起こすことがあります。(※1)
③体臭がキツくなる
チーズなどの乳製品には脂質が多く含まれていて、腸に運ばれた際に柔毛の突起の間に目詰まりして腸内を汚してしまい腐敗してしまいます。強い悪臭を伴う腐敗臭が血液に溶け出して全身を巡り、汗や呼気と一緒に排出されることで体臭や口臭がきつくなるのです。
動物性脂肪をたくさん摂取すると飽和脂肪酸の影響で、皮脂の元となる中性脂肪が増加します。皮脂分泌が過剰に起きることで、頭皮の臭いや加齢臭などの皮脂の酸化が原因となり体臭を悪化させるのです。
④依存性がある
牛乳に含まれているカゼインというタンパク質の栄養成分が、加工する段階で凝固し濃縮される結果、多量のカゼインがチーズに含まれています。カゼインは体内で消化される際にドーパミン分泌に作用し、カソモルフィンという麻薬成分と同じ効果を持つ物質を生成して脳に幸福感や高揚感をもたらします。そのため、チーズには依存性があると言われているのです。
⑤カロリー過多で太る
カロリー | 脂質 | |
カマンベールチーズ | 310kcal | 24.7g |
※含有量は日本食品標準成分表(100g)を参照しています。(※2)
カマンベールチーズの100gあたりのカロリーは310kcalと高く、食べ過ぎると肥満のもとになります。またカマンベールチーズに含まれている脂質は過剰摂取をすると、中性脂肪になり体に蓄積されてしまうので食べ過ぎに気をつけて下さい。
(*チーズの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)