カマンベールチーズは体に悪い?毎日は食べ過ぎでNG?1日の適量など紹介!
カマンベールチーズが体に悪いと言われる理由を知っていますか?毎日は食べ過ぎでしょうか?今回は、カマンベールチーズの食べ過ぎが体に悪いと言われる理由を、〈美容効果・癌〉など適量食べた時の効果・効能とともに紹介します。カマンベールチーズの食べ過ぎにならない一日の適量も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カマンベールチーズは一日にどのくらいの量を食べてよいのでしょう。そして毎日食べても、問題はないのかを紹介します。
カマンベールチーズは一日60〜70g程度にしよう
1日の摂取カロリーや脂質の目安量から計算すると、1日に食べてもよいカマンベールチーズの量は60~70g程度です。チーズは血糖値の上昇度合いを表すGI値が低いので、ダイエット効果も期待できます。
適量であれば毎日でもカマンベールチーズを食べて心配はありません。ただ、GI値が低いとはいってもチーズは、やや高カロリーな部類に入る食材なのでくれぐれも食べ過ぎに気をつける必要があります。(※3、4)
カマンベールチーズは体に悪いだけではない?適量食べた時の効果・効能は?
カマンベールチーズには、下記の栄養素が含まれています。
・タンパク質
・ビタミンA
・ビタミンB2
・ビタミンE
・カルシウム
・セレン
カマンベールチーズは体に悪い影響があるだけでなく、体に良い効果がある栄養成分が含まれています。良質なタンパク質やミネラル・ビタミンが豊富に含まれている健康食品なのです。
①ダイエット効果
カマンベールチーズの下記成分がダイエットに効果があります。
・ビタミンB2が代謝を促進させる
・タンパク質によって基礎代謝が上がる
・腹持ちが良く食事や間食の量を抑えられる
・カルシウムがダイエットのストレスを軽減する
チーズには筋肉量を増やし基礎代謝量を上げるには不可欠な、良質なタンパク質が含まれています。チーズに含まれる脂肪は細かい球状になっていて燃焼しやすい形をしている上に、ビタミンB2の脂質の代謝を促す働きにより良い脂肪燃焼効果が期待できます。乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし腸内環境が整うので、便通の改善にも繋がりダイエットに効果的です。(※5、6、7)
(*チーズのダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②美肌など美容効果
カマンベールチーズには豊富なビタミンAが含まれていて、肌のターンオーバーを正常に保ちます。ナイアシンが血液循環を促し、肌の新陳代謝を向上させくすみやクマを改善する効果が期待でき、ビタミンB2が脂質の代謝に関与してニキビを予防してくれます。
ビタミンEやセレンが過酸化物質の生成を防ぎ、くすみの原因を作りにくくする働きがありカマンベールチーズには美肌効果があるのです。(※8、9)
③アルツハイマーなど認知症への効果
βラクトリンは脳に届き神経伝達物質であるドーパミンを増やし、加齢に伴い低下するアルツハイマー型認知症を予防する効果があります。カマンベールチーズを作る際に使う白カビで発酵した乳は、ミクログリアという成分を活性化させ脳内で老廃物を除去し、脳内環境の免疫防御を担っているのです。
ミクログリアが活性化する際に炎症をおこしますが、この活性化を抑制する栄養成分がチーズに含まれていることから、認知症の予防に効果が期待できるのです。
④癌への効果
白カビを噴霧する事によってタンパク質分解酵素を出してチーズの熟成を促し、できたものがカマンベールチーズです。チーズの中のタンパク質が鉄分と結合しリンパ球が活性化して、癌細胞の増殖を抑制する健康効果が期待できます。
またチーズがカビによって熟成することで、血圧の上昇を抑える働きがあるペプチドが発生し、高血圧予防の効果があります。白カビを使うことにより新たな栄養成分が生まれ、カマンベールチーズには体にいいことが沢山あり、健康に有益な食べ物なのです。(※10)
カマンベールチーズは食べ過ぎなければ体に悪いわけではない
チーズの女王といわれるカマンベールチーズは加熱をしても美味しく、そのまま他の食材と組み合わせておつまみにしても美味しいチーズで人気があります。ついつい食べ過ぎてしまいますが、適量を摂取すれば体に悪いわけではありません。カロリーが高いので食べ過ぎずに適量の範囲で、カマンベールチーズを楽しんで下さい。