チーズのダイエット効果は?太りにくい?種類や食べ方のおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】チーズダイエットを知っていますか?本当に効果はあるのでしょうか?今回は、チーズのダイエット効果・効能や、やり方のポイントにくわえ、ダイエット向きなチーズの種類を紹介します。チーズダイエットの注意点や食べ合わせのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- チーズはダイエット向き?痩せるって本当?
- チーズがダイエット向きな理由は?どんな効果ある?
- ①GI値が低い
- ②整腸効果による便秘解消
- ③ビタミンB群による糖質・脂質の代謝促進
- ④タンパク質による基礎代謝の向上
- ⑤カルシウムによる脂肪分解の補助
- チーズのダイエット向きな種類とは?【比較】
- ①カロリーで比較
- ②脂質で比較
- ③塩分で比較
- ④カルシウムで比較
- チーズのダイエット向きの食べ方は?
- ①よく噛んで食べる
- ②脂肪の分解を助ける食べ物と一緒に食べる
- ③間食でチーズを食べておく
- ④血糖値の上昇を緩やかにする食材を合わせる
- チーズのダイエットにおすすめな食べ合わせは?
- ①チーズ×納豆
- ②チーズ×キムチ
- ③チーズ×ワイン
- チーズダイエットを行う際の注意点
- ①栄養バランスも考える
- ②食べ過ぎない
- ③夜遅くに食べない
- チーズダイエットで痩せよう
チーズはダイエット向き?痩せるって本当?
そのまま食べたり、調理に活用したりと様々な愉しみ方があるチーズですが、ダイエットに向いているとも言われます。美味しいチーズを食べて痩せられるなら嬉しいものですが、本当に効果はあるのでしょうか。チーズダイエットに興味がある人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
チーズがダイエット向きな理由は?どんな効果ある?
ここからは、チーズがダイエット向きとされている理由を紹介します。チーズに期待出来る栄養素と併せて紹介するので、順番に見ていきましょう。
①GI値が低い
チーズがダイエット向きとされている理由の一つに、GI値が低いことが挙げられます。GI値とは食品を食べた時の血糖値の上がりやすさを表した数値で、数値が高い程血糖値が上がりやすく、脂肪が蓄えられやすい食品であることを示しています。
数値が55以下の物が低GI食品に分類されているので、GI値が30前後であるチーズは低GI食品であると言えるでしょう。ダイエットの際はカロリーや糖質量だけでなく、血糖値に影響するGI値にも注目してみてください。(※1、2)
②整腸効果による便秘解消
チーズに含まれる乳酸菌には整腸作用が期待出来るので、便秘に悩む方にもおすすめです。便秘になればお腹の不快感が続くだけでなく、脂肪が蓄えられやすくなるのでダイエット面でもメリットはありません。ダイエット中は食事量が減らすことで便秘になりやすいので、腸内環境はしっかり整えておきましょう。(※3)
③ビタミンB群による糖質・脂質の代謝促進
チーズにはビタミンB群が含まれており、ビタミンB1には糖質の代謝を、B2には脂質の代謝を促す効果が期待できます。普段から糖質・脂質が多い食品を好む人は、チーズを食事に取り入れると良いでしょう。ただ、チーズの種類によっては多くの脂質や糖質が含まれている場合もあるので、購入する前に含有量などをチェックしておく事をおすすめします。(※4、5)
④タンパク質による基礎代謝の向上
チーズに含まれるタンパク質には、体の筋肉量をアップさせる効果が期待できます。筋肉量が増えれば基礎代謝がアップし、より効率の良いダイエットを行えるようになります。
筋肉量が減るとその時は体重が減るので一見ダイエットが成功した様に見えますが、代謝が落ちて痩せにくくなっていますし、太りやすくなるのでリバウンドの可能性も高まります。三大栄養素であるタンパク質もしっかり摂取して、健康的なダイエットを目指しましょう。(※6)
鈴木真美
管理栄養士
タンパク質を摂るだけでは筋肉はつきません。 タンパク質を摂取し、体を動かし、さらに休養をとることで健康的な体作りに繋がりますよ。
⑤カルシウムによる脂肪分解の補助
チーズには、カルシウムも豊富に含まれています。カルシウムと聞くと骨や歯の健康に役立つ栄養素のイメージが強いですが、実は脂肪の分解を助けるダイエット向きの成分でもあります。カルシウムやビタミンDの摂取によって栄養バランスが整えば脂肪の分解が促進されるとされているので、ダイエット時には意識して摂取すると良いでしょう。
また、カルシウムにはダイエット効果のほか、血圧低下作用なども期待できます。カルシウムは、健康・ダイエット両面で良い効果が期待出来る成分と言えるでしょう。(※7)
(*チーズの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)