クリームチーズの栄養価と効能は?健康・美容に効果あり?食べ方やレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】クリームチーズに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、クリームチーズの栄養成分・効能に加え、栄養成分を効果的に摂取できるおすすめの食べ方・レシピも紹介します。クリームチーズのカロリー・糖質なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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クリームチーズはどんな食材?
クリームチーズは熟成されていないきめの細かい真っ白なチーズで、軽い酸味とさわやかな風味が特長です。クセが少なく食材にも合わせやすいのでつい食べ過ぎてしまいますが、カロリーや糖質などはどうなっているのでしょうか。
クリームチーズのカロリー・糖質量
カロリー | 糖質 | |
クリームチーズ | 346kcal | 2.3g |
カマンベールチーズ | 310kcal | 0.9g |
プロセスチーズ | 339kcal | 1.3g |
パルメザンチーズ | 475kcal | 1.9g |
モッツァレラチーズ | 276kcal | 4.2g |
*一日の摂取量は成人男性の場合です。
*含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
クリームチーズと他のチーズとカロリー・糖質量の成分を比較してみましょう。クリームチーズは牛乳と生クリームを混ぜて製造されるため脂質が少し高くなりますが、避けるほどの数値では無いでしょう。糖質もモッツァレラチーズに比べると半分程度であり、低糖質でダイエット向きの食材と言えます。
竹本友里恵
管理栄養士
チーズは製法によって味や香り、食感などの違いがあります。クリームチーズは原料に生クリームなども加えているので、味にコクを感じられ、さらに熟成をしていないので、さわやかな酸味を感じられるチーズです。クリームチーズの栄養は、プロセスチーズと比較して低タンパク質で高脂質です。カロリーの約3割は脂質であり、かなり高めです。他のチーズ類と比較してもやはり多く、モッツァレラの1.5倍以上、プロセスチーズの1.2倍です。他の栄養素では、ビタミンAを多く含み、ナトリウムやカルシウム、亜鉛などのミネラルを含みます。長期的な摂取には気をつけましょう。
クリームチーズの栄養価と効能は?美容・健康に効果あり?
カロリー | 346kcal |
---|---|
タンパク質 | 8.2g |
糖質 | 2.3g |
脂質 | 33g |
カルシウム | 70㎎ |
クリームチーズは、タンパク質の多さが特徴の食材です。チーズは全体量の22~28%がタンパク質であり、別名『しろい肉』とも呼ばれています。タンパク質や、その他の栄養素がどんな効果があるのか説明していきます。
①美肌・アンチエイジング効果
クリームチーズには美肌作りには、欠かせないビタミンB2が豊富に含まれています。皮膚細胞の組成を助けたり、脂質の代謝を助ける働きなどがあります。また、ビタミンA・ビタミンEの抗酸化力により、肌荒れや吹き出物などの皮膚トラブルを解決し、美肌・アンチエイジング効果が期待できます。
②目やのどの粘膜を丈夫にする
クリームチーズに含まれているビタミンAには、粘膜を丈夫にする働きがあり、疲れ目やのどからのウイルス対策に効果が期待できます。また抵抗力を高める作用があるので、疲れている際はクリームチーズなど、ビタミンAが含まれている食材を積極的に摂取することをお勧めします。
③冷え性対策
クリームチーズに含まれるビタミンEは、血行促進作用があり、冷え性の改善が期待できます。また、抗酸化作用も高く、疲れの素となる活性酸素の除去するメリットもあります。ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、オリーブオイルなどと一緒に調理すると吸収効率がアップするため、試してみてはいかがでしょうか。
④骨粗しょう症予防
カルシウムの栄養源として牛乳は有名ですが、クリームチーズには牛乳の約10倍のカルシウムが含まれています。カルシウムはイライラの緩和、骨粗しょう症予防、高血圧予防と様々効能が期待できます。カルシウムをしっかり摂取するには、クリームチーズを毎日30gほど摂取するのが良いとされているので覚えておきましょう。