ちんすこう(1袋)のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方なども紹介!
【管理栄養士監修】ちんすこうのカロリー・炭水化物量を知っていますか?今回は、ちんすこう(1袋)のカロリー・炭水化物量を〈雪塩・ショコラ・安納芋〉など味別や他のスナック類と比較しながら紹介します。ちんすこうのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
ちんすこうのカロリー・糖質は高い?太る?

ちんすこうは沖縄のお土産の定番で、特に南風堂の雪塩ちんすこうは適度な塩味が甘さを引き立て、ちんすこうショコラはチョコでコーティングされていて人気があります。では、カロリーや糖質はどうでしょうか。
ちんすこう(1袋)のカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | |
ちんすこう(プレーン) | 32kcal | 4.4g |
雪塩ちんすこう | 60kcal | 7.5g |
ちんすこうショコラ | 70kcal | 8.9g |
ちんすこう紅芋 | 32kcal | 4.4g |
この中では南風堂の雪塩ちんすこうと、チョコ味のちんすこうショコラが大きめなので、その分カロリーや 糖質(炭水化物)が多めです。プレーンと紅芋は珍品堂のもので、100gあたりにするとプレーンでも515kcal、炭水化物が12.55g(糖質は12.3g)になり、カロリー、糖質が高いお菓子と言えます。
熊橋麻実
管理栄養士
ちんすこうは基本的に脂質であるラードと、糖質である小麦粉・砂糖からできています。その分、カロリーや炭水化物量は多くなってしまいます。
ちんすこうのカロリー・糖質量を他のお菓子類と比較
100g | カロリー | 糖質 |
ポテトチップス | 554kcal | 50.5g |
ちんすこう | 515kcal | 61.5g |
クッキー | 427kcal | 49.4g |
せんべい | 190kcal | 40.3g |
サーターアンダギー | 368kcal | 54g |
紅芋タルト | 346kcal | 43g |
ちんすこうと他のスナック類のカロリー、糖質を比較した結果は表のとおりです。ちんすこうは揚げてはいませんが、材料にラードが多く含まれていることが原因でポテトチップスと同程度のカロリーとなっています。
糖質についても、同じ沖縄名物であるサーターアンダギー・紅芋タルトなどと比較して高めです。食べてみるとわかりますが、一般的に販売されているちんすこうはかなり甘みが強いため、糖質も高くなってしまうようです。ただ、個包装一つあたりが小さので、摂取量をうまく調整するようにすれば問題ありません。
熊橋麻実
管理栄養士
ちんすこうは1つずつ個包装のものが多いので、大袋ごと目の前に置かずに、決めた量のみ取ってきて食べることができます。だらだら食べはダイエットの大敵なので、量を決めていただきましょう。
ちんすこう(1袋)のカロリー消費に必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 12分 |
ジョギング | 7分 |
自転車 | 5分 |
ストレッチ | 14分 |
階段登り | 4分 |
掃除機かけ | 10分 |
プレーンのちんすこう32kcalを消費するための運動量は、表のとおりです。自転車や階段上りが、運動効果が高いです。1つであればすぐ消費できそうですが、一方、なかなか1つだけで止めるのは難しいかもしれません。ダイエット中は気を付けて食べるようにしましょう。
(*「ちんすこう」について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ちんすこうのダイエット向けにカロリーオフする方法は?

カロリー、糖質が高いちんすこうは、ダイエット時には注意が必要なお菓子です。しかし、沖縄気分を味わいたい時など、どうしても食べたい際に、カロリーオフをしながら食べる方法を紹介します。
①手作りしてカロリーオフな材料に代替する
カロリー、糖質が高いちんすこうをカロリーオフするには、手作りが一番です。色々置き換えることでカロリーオフできます。例えば、
・砂糖→人工甘味料
・小麦粉→豆腐、おから
に置き換えるといった方法が考えられます。
また、ちんすこうにはコクを生み出すためにラードが含まれていますが、その一方でカロリーが高くなりやすいデメリットがあります。そこで、ラードをカロリーハーフタイプのファットスプレッドに置き換えてみましょう。ラードのカロリー分が半分以下にカロリーオフすることができます。
南風堂の雪塩ちんすこう風に作るなら塩を少し加えてみるのもいいでしょう。塩はカロリーや糖質にならないので安心です。また、チョコ味のショコラちんすこう風にする場合は、カカオ成分の多いチョコレートや純ココアを使うことで、カロリーオフできます。
ちんすこうの太りにくい食べ方は?

手作りでちんすこうを作る際のコツを紹介しましたが、手作りはハードルが高いと感じる方もいらっしゃると思います。では、市販のものを買った場合や沖縄のお土産でもらった場合に、少しでも太らないように食べるコツを紹介します。
①夜に食べない
夜間にちんすこうを食べると、そのエネルギーを消費しづらいため、食べた分が脂肪として蓄えられやすくなります。特に21時以降に食べるのは避けましょう。
食べるのであれば、エネルギーを消費しやすい日中、昼食と夕食の間などがいいでしょう。その際でも、食べすぎるとカロリー過多になるため、厚生労労働省が定めているように、間食は200kcalを目安にカロリー摂取するようにしてください。(※2)
②小分けされている商品を選ぶ
南風堂の雪塩ちんすこうのように、一包に2個入っているタイプのものだと1度に2個食べることになり、その分カロリーを摂ることになります。小さいものが個包装になっている方が食べる量を調整しやすいので、ダイエットには向いていると言えるでしょう。
ちんすこうのカロリーに注意して食べよう
さっくり甘くて美味しい、お土産の定番でもある沖縄銘菓のちんすこうですが、カロリーや糖質は高め。食べすぎないように注意していただきましょう。