ひよこ豆は体に悪い?毒性あり?食べ過ぎる危険性と1日の摂取量を紹介!
ひよこ豆は体に悪いのでしょうか?食べ過ぎは禁物です。今回は、ひよこ豆の食べ過ぎが体に悪いと言われる理由や、ひよこ豆の一日の摂取量の目安を紹介します。ひよこ豆を適量食べた場合の効能や、ひよこ豆のダイエットにもおすすめのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ひよこ豆の食べ過ぎにならない一日の摂取量の目安は?
ひよこ豆の食べ過ぎは、食物繊維などの影響で健康を害することがありますが、どのくらいの量であれば食べ過ぎにならないのでしょうか。ここではひよこ豆の一日の摂取量の目安を解説します。
ひよこ豆は1缶を2〜3人前として食べよう
ひよこ豆の一日の摂取量は、缶であれば1缶を2~3人で分けて食べるのが適量の目安です。ひよこ豆の水煮缶の重量は通常400gとなっており、そのうちひよこ豆自体の重量は240g程度です。したがって、茹でたひよこ豆であれば80gから120gを目安とすると良いでしょう。
ひよこ豆を適量食べた場合の効能は?栄養豊富?
ひよこ豆を適量食べた場合、どのような健康に良い効能が期待できるのでしょうか。ここではひよこ豆の健康への効果について、含まれている栄養にも触れながら解説します。
①便秘解消
前述した通りひよこ豆には食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消に効果を発揮します。ひよこ豆には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれており、前者は善玉菌の餌になって腸内環境を改善させることで便秘解消に役立つ成分です。後者は腸の中で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激することで排便を促します。
このような水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の働きが期待できるので、便秘気味の時はひよこ豆を食事に取り入れてみましょう。(※7)
②骨粗しょう症の予防
ひよこ豆に含まれているイソフラボンは、特に閉経後の女性の骨粗しょう症の予防に効果を発揮する成分です。女性は閉経するとエストロゲンの分泌が急減することで骨密度が低下してしまいますが、イソフラボンはエストロゲンに似た作用をすることで骨密度の低下を防ぎます。
さらにひよこ豆には健康な骨づくりに役立つカルシウムやマグネシウムといったミネラルも含まれるので、イソフラボンとの相乗効果も期待できるでしょう。(※8、9)
③血行促進
ひよこ豆を適量食べた場合、血行促進による以下のような効果も期待できます。
・冷えの改善
・美肌
・生活習慣病の予防
・疲労回復
・アンチエイジング
ひよこ豆に含まれるビタミンEには、毛細血管を広げて血行を促進する効果があります。血流が悪くなると代謝が悪くなり、冷えや肌のくすみなどの肌トラブルの原因になるほか、肥満などによる生活習慣病を誘発しやすくなります。
このように血流の低下は様々な悪影響を及ぼすことから、ひよこ豆を食べてビタミンEを補給することは健康増進や美容に効果的です。(※10)
(*ひよこ豆の栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ひよこ豆の食べ過ぎに注意
ひよこ豆は食べ過ぎると消化不良やホルモンバランスの乱れなどを引き起こす危険性があることが分かりましたが、適量であれば体に良い食材の1つです。食べ過ぎには注意しながら、上手に健康や美容に役立ててみてください。