切り干し大根は体に悪い?食べ過ぎは下痢になる?1日の適量など紹介!
切り干し大根が体に悪いと言われている理由を知っていますか?ヘルシーで体にいいイメージなので気になりますよね。今回は、切り干し大根の食べ過ぎが体・消化に悪いと言われる理由を下痢など症状とともに紹介します。1日の適量や毎日食べると得られる体にいい効果を活用レシピとともに紹介するので参考にしてみてくださいね。
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切り干し大根は体に悪いって本当?
切り干し大根は日本の家庭料理に欠かせない乾物の一つです。常備しておくのにも便利な食材ですが、一方で、切り干し大根の食べ方によっては体に悪い、ということもあるようです。健康食材としても知られている切り干し大根ですが、実際はどうなのでしょうか。
切り干し大根が体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎはNG?
栄養価が高い干し野菜の代表格でもある切り干し大根ですが、摂取の仕方によっては体に悪影響を及ぼすこともあるようです。ここでは切り干し大根のどのような食べ方が体に悪いのか、症状の例とともに紹介していきます。
切り干し大根を食べ過ぎると消化不良で下痢・腹痛を引き起こす
切り干し大根は低カロリーで栄養価が高く、食物繊維が豊富な食材です。しかし、食物繊維を過剰に摂取してしまうと以下のような症状があらわれます。
・下痢
・便秘の悪化
・腹痛
・お腹が張る
これは、切り干し大根の食物繊維が、おもに不溶性食物繊維でできているためです。そもそも食物繊維は、消化に悪い栄養素といわれています。なかでも不溶性食物繊維は、腸内の水分を吸収して膨らみ、腸を刺激してぜん動運動を活発にし、便通を促します。しかし過剰に摂取してしまうと、膨張し過ぎて便秘を招いてしまったり、下痢や消化不良に陥ってしまいます。(※1)
(*大根の食べ過ぎるデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
切り干し大根の1日の適量や効果的な食べ方は?
切り干し大根の食べ過ぎによる症状を紹介しましたが、ここでは1日の適量や効果的な食べ方を紹介します。
1日に食べる量は5〜10g程度
1日に食べる適切な量は5〜10g程度です。切り干し大根は水で戻してから使うことが一般的で、戻し率は4倍程度のため実際に食べる量は20〜40g程度となります。
動物性の食品やビタミンCと一緒に摂ろう
切り干し大根は以下のような食材と組み合わせることで栄養の吸収効率がアップします。
・果物
・野菜
・芋類
・肉
・魚
意外に思われるかもしれませんが、切り干し大根は鉄分も多く含んでいます。しかし、含んでいる鉄分は非ヘム鉄といい、体に吸収されにくい鉄分です。そのため、非ヘム鉄の吸収を助けてくれるような動物性たんぱく質やビタミンCの多い食材と一緒に摂取するのがおすすめです。(※2)
切り干し大根は体に悪いだけではない?毎日食べると体にいいこともある?
切り干し大根は、天日で干して作られます。太陽の光を浴びることで、旨味が凝縮し、生の大根に比べて栄養価がとても高くなります。
・食物繊維
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・鉄分
・ビタミンB1
・ビタミンB2
前述した食物繊維、鉄分以外にも切り干し大根にはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。また、噛みごたえがあり、カロリーが低くダイエット向きな食材です。食べ過ぎずに適量であれば、毎日食べることで健康によい効果を期待できるでしょう。(※3)