ホワイトチョコレートが健康・体に悪いと言われる理由は?1日の適量など紹介!
ホワイトチョコレートが体・健康に悪いと言われていますが、本当なのでしょうか?今回は、〈酸化チタン・豊富な糖分〉などホワイトチョコレートが体に悪いと言われている理由を、下痢など食べ過ぎた場合の症状とともに紹介します。ホワイトチョコレートを適量食べた時の効果や体にいいチョコレートのおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ホワイトチョコレートは健康・体に悪いって本当?
ミルクチョコレートよりも苦味が少ないホワイトチョコレートは人気のお菓子の1つですが、体に悪いという話もあるようです。ここでは、ホワイトチョコレートが体に悪いと言われる理由を説明します。体に影響が出ない食べ方についても説明するので、参考にしてください。
ホワイトチョコレートが体に悪いと言われる理由は?
ホワイトチョコレートが体に悪いと言われる具体的な理由は何でしょうか。ホワイトチョコレートは食べ過ぎることで胃もたれを起こす人もいますが、その原因についても説明します。
①酸化チタンに発がん性の高い物質が含まれている
ホワイトチョコレートには金属酸化物の一種である酸化チタンが含まれており、摂取することで以下のような症状を引き起こす可能性があります。
・がん
・アルツハイマー
・不妊症
・妊娠合併症
ただし、ホワイトチョコレートに含まれる酸化チタンはごくわずかで、常識的な量であればこれらの症状が出ることはないでしょう。これらはマウスを使った実験からわかった症状ですが、酸化チタンのナノ粒子を食塩と混ぜて、直接血中に注射した実験内容です。また、この実験は体重1kgあたり5gと言うかなり高い比率でした。
そのため60kgの人間に当てはめると300gもの酸化チタンを摂取することになり、ホワイトチョコレートに含まれる量の酸化チタンでは、到達するのは難しい量と言えます。
②糖分が多く高カロリー
100gあたり | カロリー | 糖質 |
ホワイトチョコレート | 588kcal | 21g |
ミルクチョコ | 558kcal | 26g |
上記はホワイトチョコレートと、ミルクチョコレートのカロリーと糖質を比較したものです。どちらも砂糖が大量に使われているため、食べ過ぎると以下の症状が出ることがあります。
・糖尿病
・胃もたれ
・肥満
・早期老化
・免疫機能の低下
表を見るとホワイトチョコレートの方が高カロリーで糖質は低いようです。これはホワイトチョコレートの原料がカカオバターで、脂質が高いからです。また、ホワイトチョコレートはカカオマスが含まれていないため、血糖値の上昇を抑えるポリフェノールが含まれていません。そのため血糖値が上昇しやすく、より太りやすくなるというリスクもあります。(※1、2、3、4、5)
③カフェインが胃に悪い
チョコレートにはカフェインが含まれていますが、基本的にカフェインはカカオマスの部分に多く含まれています。カカオマスを取り除いてカカオバターで作られたホワイトチョコレートは、茶色いチョコレートに比べると微量なカフェインしか含まれていません。
しかし食べ過ぎれば胃腸を刺激し、過敏性腸症候群や下痢を引き起こすことがあるため、食べ過ぎないようにしましょう。(※6、7)
(*チョコレートのカフェイン含有量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ホワイトチョコレートの体に悪くない食べ方は?
ホワイトチョコレートが体に悪いと言われる理由はわかりましたが、どれも食べ過ぎによるもののようです。ホワイトチョコレートで体への影響が出ない食べ方をいくつか説明するので、参考にして健康に害のないようにしてください。
①1日の適量は25gまで
チョコレートの一日の適量は、25g程度にするようにしましょう。特にホワイトチョコレートは砂糖の量が多く、カロリーが他のチョコレートに比べて高くなりがちです。25gは、おおよそ板チョコレート半分程度で、カロリーは145kcalと一日の嗜好品の200kcalであることを考えると、ダイエット中であってもちょうど良い量と言えるでしょう。(※8、9)