チョコレートのカフェイン含有量は?種類で変わる?効果や妊娠中の注意点など解説!
【管理栄養士監修】チョコレートにカフェインが入っていると知っていますか?今回は、チョコレートのカフェイン含有量を〈ホワイト・ハイカカオ〉など種類別や〈コーヒー〉など他の飲み物などと比較して紹介します。チョコレートのカフェインの効果・メリットや、子供・妊婦などが食べる際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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チョコレートにカフェインって入ってる?
チョコレートはスイーツ感覚で食べることがほとんどですが、チョコレートにはカフェインが含まれているので食べ方には注意する必要があるといった噂もあります。ここでは、チョコレートにはカフェインが含まれているかなどについて説明します。
チョコレートのカフェインの含有量はどれくらい?
チョコレートの原料がカカオ豆であることは広く知られていますが、実はカカオ豆にはカフェインが含まれていることから、その加工品であるチョコレートにもカフェインは含まれます。ここでは、チョコレートに含まれるカフェインの量について説明します。
チョコレートの種類別のカフェイン量
50gあたり | カフェイン |
ミルクチョコレート | 10mg |
ダークチョコレート | 25~40mg |
ホワイトチョコレート | 3mg |
ハイカカオチョコレート | 60mg |
※含有量は日本チョコレート・ココア協会HPを参照しています(※1)
上記のハイカカオチョコレートは、カカオの含有量が75%の商品の数値を示しています。チョコレートは、どの種類でもその含有量に差はあるもののカフェインが入っていることがわかります。さらにチョコレートのカフェイン含有量は、その種類だけでなくメーカーによっても異なるのです。
こういった理由から、チョコレートを選ぶ際や食べる際には、カフェインが含まれていることを考慮しておくことが必要になります。
チョコレートのカフェイン量を他の食べ物・飲み物と比較
1食あたり | カフェイン |
ミルクチョコレート(50g) | 10mg |
ココア(5g) | 10mg |
ブラックコーヒー(10g) | 90mg |
紅茶(5g) | 30mg |
上の表はチョコレートのカフェイン量を、カフェインが含まれている他の食べ物や飲み物と比較したもので、ココアとブラックコーヒー、紅茶の数値は1杯に使う粉や豆・茶葉の分量です。
カフェインを含む飲料で知られるコーヒーは他の飲み物と比べても含有量が多く、ミルクチョコレートを比較すると、チョコレートの方が含有量は大幅に少なくなっています。しかしカカオの含有量が多いチョコレートの場合は、食べる量によってはコーヒーを上回るケースもあります。
(*食べ物や飲み物のカフェイン含有量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
朋実
管理栄養士
コーヒーとチョコレートをつい一緒に摂りたくなってしまいますが、注意が必要ですね!
チョコレートのカフェインによる効果・メリットは?
カフェインの過剰摂取に警鐘を鳴らす情報は多いものの、適度な摂取量であれば健康効果があります。チョコレートも摂取量に気をつければ、カフェインの効果だけを得らることでしょう。ここでは、チョコレートに含まれるカフェインの効果とメリットを2つ紹介します。