大福のカロリー・糖質や栄養は?ダイエット向けカロリーオフな食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】大福のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、大福(1個)のカロリー・糖質量を〈ずんだ・よもぎ・豆・塩〉など味別や他のスイーツ類と比較しながら紹介します。大福のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- 大福のカロリー・糖質は高い?太る?
- 大福(1個)のカロリー・糖質を種類別に紹介
- 大福のカロリー・糖質を他の和菓子類と比較
- 大福(1個)のカロリー消費に必要な運動量
- 大福【店・商品別】のカロリー・糖質は?
- 大福はダイエット向き?小豆の栄養価と効能は?
- ①食物繊維
- ②ビタミンB群
- ③ポリフェノール
- 大福のダイエット向けにカロリーオフする方法は?
- ①フルーツ系の大福を選ぶ
- ②豆大福など噛む回数が多くなる大福を選ぶ
- ③「つぶあん」より「こしあん」を選ぶ
- 大福の太りにくい食べ方は?毎日1個は太る?
- ①夜に食べない
- ②食べ過ぎない
- 大福のヘルシーな商品のおすすめ
- ①白州名水大福(185kcal)
- ②まるごと苺大福(119kcal)
- ③塩豆大福(130kcal)
- 大福のカロリーに注意して食べよう
①食物繊維
小豆は不溶性食物繊維が多く含まれており、その量はごぼうの5倍ほどとも言われています。不溶性食物繊維には便のかさを増し、腸内を刺激するので便秘を解消する効果が期待できます。
また、食物繊維の粘り気により、体内を食物が緩やかに移動するため、血糖値を上がりにくくする働きもある様です。血糖値が急上昇すると脂肪を蓄えやすくなるため、ダイエット中の方にも嬉しい効能といえるでしょう。(※2)
②ビタミンB群
小豆にはビタミンB1・B2などビタミンB群が含まれており、これらは脂質・糖質の代謝を補助します。痩せるには摂取カロリーを減らすだけでなく、代謝を高めて痩せやすい体つくる必要があり、その点でダイエットに有効と言えるでしょう。エネルギー代謝もあがり、体の回復を早まるため、疲れやすい方も意識して摂取してほしい成分です。
③ポリフェノール
赤ワインに多く含まれることでお馴染みのポリフェノールは、小豆にも含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があるので、体を酸化から守ってくれます。他にも、ポリフェノールには新陳代謝の向上や更年期障害対策、冷え性改善効果なども期待出来るとされています。(※3)
住吉彩
管理栄養士
大福の原料である餅やあんこは、カロリーや糖質が高くて気になる反面、お腹にたまりやすく腹持ちが良いので満足感も高くなります。甘さも満足感が得やすいポイントとなるので、ダイエット中は食べ過ぎに注意して楽しむと良いでしょう。
大福のダイエット向けにカロリーオフする方法は?
続いて、大福で太るのが心配な方におすすめする、ダイエット向けにカロリーオフできる食べ方を紹介します。
①フルーツ系の大福を選ぶ
市販の大福を選ぶ際は、いちごやぶどうなどフルーツ系の大福を選ぶのがおすすめです。果物を使用しているのでカロリーが高くなりそうだと感じるかもしれませんが、フルーツが入った分あんこの量が減るので、結果的にカロリーオフで愉しむ事が出来ます。
冬から春にかけてのシーズンはスーパーでもいちご大福を購入できるので、太るのが気になる時はそちらを選びましょう。
②豆大福など噛む回数が多くなる大福を選ぶ
同じ物を食べても、満腹感を早く得られた方が結果的に食べる量を減らすことができます。大福は何も入っていない物もありますが、ダイエット時なら食感が良い豆大福など、咀嚼回数が多くなりそうなものを選ぶのがおすすめです。満腹中枢が刺激して、大福で満足感と満腹感を得ましょう。
③「つぶあん」より「こしあん」を選ぶ
カロリー | |
つぶあん | 244kcal |
こしあん | 155kcal |
大福をカロリーオフで楽しみたいなら、つぶあんよりもこしあんを選ぶのがおすすめです。つぶあんは100g当たり244kcal、こしあんは155kcalとなっているので、こしあんを選ぶだけでもカロリーカット出来るでしょう。ただ、こしあんには小豆の皮が入っていないので、食物繊維の量は粒あんの方が多くなっている様です。
大福の太りにくい食べ方は?毎日1個は太る?
カロリーカットした大福をよりヘルシーに愉しめる、太りにくい食べ方について紹介します。