するめのカロリー・糖質は高い?ダイエット中の食べ方と食べ過ぎの注意点など紹介!
【管理栄養士監修】するめのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、するめ(1枚)のカロリー・糖質量を〈さきいか〉などおつまみ類と比較しながら紹介します。するめがダイエット向きの理由や、太りにくい食べ方にくわえ、〈塩分・コレステロール〉など食べ過ぎの注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
①塩分の過剰摂取
するめには100gあたり約3gの塩分が含まれています。1日の塩分摂取量の目安は成人男性で8gです。100gのするめを一日に食べることはないと思いますが、日本人の食生活は塩分摂取量が多いと言われているので、注意しておきましょう。塩分の過剰摂取は高血圧や体のむくみにもつながるので、小腹を満たす程度の量を食べるように心掛けてください。
②コレステロールが多い
いかは元々コレステロールが多い食品ですが、するめになると生のいかの3倍以上の量になると言われています。100gあたり980gと、これは他の魚介類と比較してもかなり高めです。先ほど紹介したタウリンはコレステロールを下げますが、するめ自体を食べ過ぎては元も子もありません。
するめの食べ過ぎに注意し、一緒に食べるメニューで揚げものや甘いものは避けるなど、さらにコレステロール値を上げない工夫をすると尚良いでしょう。
③摂取量の目安
するめ1片2gは7kcalなので、市販されている小袋のものが15片30gで105kcalほどになります。するめはダイエット中の間食としておすすめですが、食べ過ぎはカロリーの摂りすぎや胃腸に負担をかけることにもなるので、15片30gがひとつの目安と言えるでしょう。おつまみとして袋入りのものを購入する場合は食べる前に内容量を確認しておくことも大切です。
竹本友里恵
管理栄養士
するめは身体に良い食品ですが、食べ過ぎには注意が必要です。するめは消化が悪く、長時間胃腸に留まります。そのため、体調がすぐれないときや、胃を休めたい時などの消化器系が弱まっているときに食べすぎると詰まってしまい、腹痛や下痢が引き起こされます。また、するめは乾物なので、お腹の中で水分を吸収して膨らむ性質があります。多くても1日50g〜60g、通常のするめの2枚程度を心がけましょう。
するめのカロリーに注意して食べよう
栄養価が高く低カロリー・低糖質なするめは優秀なダイエット食品であることが分かりました。ただ、どんな食品でも食べ過ぎは体に良くないので、適量に気を付けてください。特にするめはよく噛んで食べることでダイエット効果が高まるので、ゆっくり味わって食べるようにしましょう。