梅シロップに毒性はある?分解される?食あたり・腹痛の原因や対策は?

梅シロップに毒性はあるのかを知っていますか?そこで今回は、梅シロップの毒性や、青梅の毒性・致死量について紹介します。梅シロップを飲んだときに腹痛などの食あたりの症状が起こる原因と対策も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 梅シロップに毒性があるって本当?
  2. 梅シロップに毒性はある?
  3. 梅シロップに使う『青梅の核』に毒性がある
  4. 青梅の毒性による致死量は大人で300個・子供で100個程度
  5. ただ梅シロップにすることで青梅の毒性は分解される
  6. 梅シロップで腹痛などの症状が起こる原因と対策は?
  7. ①容器の消毒がしっかりとできていない
  8. ②梅の水気の拭き取りがしっかりとできていない
  9. ③保存方法が悪い
  10. 梅シロップに毒性の心配は基本的にない

梅シロップに毒性があるって本当?

青梅が出回る季節になると梅酒だけでなく、梅シロップを作る家庭も多いです。梅シロップは美味しいですが、その毒性が心配との声も聞かれます。ここでは梅シロップに毒性があるのかについて、飲んだ後に起こる可能性がある症状と対策も交えながら説明します。

梅シロップに毒性はある?

自宅でも作れる梅シロップですが、毒性があれば長く作り続けられないのではないかと疑問に思う人もいるでしょう。梅シロップに毒性があると噂されるには、相応の理由がありそうです。ここでは、梅シロップに毒性があるのかについて説明します。

梅シロップに使う『青梅の核』に毒性がある

梅シロップや梅酒に使う青梅の核にアミグダリンと呼ばれる毒性があり、以下のような症状があらわれることがあります。

・頭痛
・めまい
・発汗
・けいれん
・呼吸困難


東京都福祉保健局は青梅に含まれるアミグダリンについて、以下のように説明しています。

青酸配糖体のアミグダリン。酵素により分解されて青酸を出し、中毒を起こします。アミグダリンはその他、スモモ、ビワ、アンズの種子にもあります。

つまりアミグダリンを摂取すると、青酸カリ中毒と同じ症状があらわれるのです。梅シロップだけでなく梅酒や梅干しを作る際に生の青梅を扱う際には、絶対に食べてはいけません。特に子供がいる家庭では誤食することがないよう、青梅の取り扱いには気をつけましょう。

青梅の毒性による致死量は大人で300個・子供で100個程度

気になる青梅の毒性による致死量は大人で300個、子供で100個程度といわれています。アミグダリンが含まれているのは青梅の核だけなので、致死量まで食べるのは難しいといえます。

しかし青酸中毒にならなくても、青梅を過剰摂取してアレルギー症状が出たケースが報告されています。青梅はバラ科に分類されるので、りんごやいちごにアレルギーがある人は注意が必要です。

ただ梅シロップにすることで青梅の毒性は分解される

砂糖を使って梅シロップにすることで青梅の毒性は分解されるので、問題はありません。そもそも青梅に毒性があっても、完熟する過程で毒は分解されていきます。梅シロップや梅酒を作る際に砂糖を使いますが、それにより熟成が急速に進むのです。砂糖が毒抜きの役割を果たすので、梅シロップを飲む分には問題ありません。

梅シロップで腹痛などの症状が起こる原因と対策は?

梅シロップを飲んで腹痛や吐き気などの症状が出るケースもありますが、基本的には青梅の毒性が原因とは考えにくいです。むしろ梅シロップが腐ることで、食あたりになったと考えられます。ここでは、梅シロップを飲んで体調が悪くなる原因と対策について説明します。

①容器の消毒がしっかりとできていない

梅シロップが傷む原因として、保存している容器がしっかり消毒できていないことがあげられます。梅シロップの容器はガラス製が望ましく、煮沸消毒して殺菌し乾燥させて使うのが基本です。ガラス容器に雑菌が付着していると、腐る原因になるので徹底しましょう。

②梅の水気の拭き取りがしっかりとできていない

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