梅干しのデメリットやメリット・効果を比較!塩分控える食べ方など紹介!
梅干しのデメリットを知っていますか?健康に悪いイメージはありませんが実際はどうなのでしょうか?今回は、〈塩分の摂り過ぎなど〉梅干しのデメリットを、メリットや効果・効能とともに紹介します。〈一日何個まで〉など梅干しのデメリットにならない食べ方や塩分控えめのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 梅干しにデメリットがあるって本当?
- 梅干しのデメリットとは?健康に悪い?
- ①塩分の摂り過ぎによるやむくみなどのリスク
- ②腹痛や下痢を引き起こす
- 梅干しのデメリットにならない塩分を控える食べ方は?一日何個まで?
- ①梅干しを食べる量は1日1〜2個まで
- ②薬味やおかずの調味料として使う
- ③ヨーグルトと一緒に摂るのもおすすめ
- 梅干しを食べるメリットや効果・効能もある?
- ①疲労回復・二日酔いの改善
- ②食欲増幅・夏バテ防止
- ③食中毒の予防
- ④糖尿病の予防
- ⑤美肌効果・シワ予防
- 梅干しのデメリットにならない塩分控えめのレシピを紹介!
- ①野菜とちくわの梅和え
- ②生姜の炊き込みご飯
- ③ちくわの梅ツナ大葉マヨ和え
- 梅干しは食べ過ぎなければデメリットはない
梅干しにデメリットがあるって本当?
日本では昔から伝統的な食べ物である梅干しは、健康に良い効果があると言われてきました。しかし、梅干しを食べることでデメリットもあるようです。ここでは、梅干しを食べることで起こるデメリットを紹介します。
梅干しのデメリットとは?健康に悪い?
梅干しのデメリットとは、具体的にはどのようなことでしょうか。昔から健康に良いと言われてきた梅干しですが、梅干しを食べ過ぎることで起こる健康へのデメリットを説明します。
①塩分の摂り過ぎによるやむくみなどのリスク
梅干しは塩分量が多く、食べ過ぎることで以下の症状が出ることがあります。
・高血圧
・むくみ
・脳卒中
・心疾患
現代の日本人は総じて塩分の過剰摂取が指摘されており、さまざまな体への影響が懸念されます。上記はすぐに影響が出ることはない病気ばかりですが、死亡リスクの高い病気なので、食べすぎには注意しましょう。
ナトリウムの摂りすぎ(2g/日を超える量。5g塩/日に相当)とカリウム摂取不足(3.5g/日未満)は高血圧の一因となり、心疾患および脳卒中のリスクを増大させます。
食事中の主なナトリウムは塩に含まれますが、世界中で調味料として使われているグルタミン酸ナトリウムにも含まれます。
ほとんどの人は、 1 日平均 9~12 グラム、または推奨される最大摂取量の 2 倍前後の塩分を過剰に摂取しています。
成人の食塩摂取量が 1 日 5 グラム未満であれば、血圧を下げ、心血管疾患、脳卒中、冠動脈性心臓発作のリスクを減らすのに役立ちます。塩分摂取量を低下させる主な利点は、高血圧の低下です。
②腹痛や下痢を引き起こす
梅干しは食べすぎると、腹痛や下痢を引き起こすことになるので注意しましょう。梅干しには塩分が多く含まれるため、食べ過ぎると胃の粘液を剥がし粘膜を傷つけることとなります。また、梅干しは消化を助ける効果がありますが、食べ過ぎることで十二指腸まで酸が運ばれるとアルカリ性に変える酵素の分泌が追いつかないため、消化不良を起こします。
(*梅干しの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
梅干しのデメリットにならない塩分を控える食べ方は?一日何個まで?
梅干しは食べ過ぎることで塩分が過剰となり、健康へのデメリットが起こることがわかりました。しかし、梅干しはお弁当や普段の食事以外では、お菓子として使われていることもあります。梅干しの塩分をできるだけ控えるように食べる食べ方や、適量を紹介します。
①梅干しを食べる量は1日1〜2個まで
梅干を食べる量は、1日に1個〜2個までにしましょう。梅干しに含まれる塩分量は、梅干の種類によって違うものの、1個あたり2g程度と言われています。日本人の成人男性の1日の塩分の摂取量基準は9g未満と言われていますが、普段の食生活で9g以上摂取していることが多いようです。
他の食事でも塩分を摂取する分もあるため、梅干しだけなら2個程度が限度と言えます。ただし、昔ながらの塩分の強い梅干しは1個5g程度の塩分が含まれていることもあることから、1日に1個以下にするなどの工夫をしましょう。