妊娠中クリームチーズを食べてしまっても大丈夫!理由や注意すべき種類も紹介!

クリームチーズは妊娠中に食べても平気か知っていますか?今回は、〈キリ・パスチー・フィラデルフィア〉などのクリームチーズを妊娠中に食べて平気かを、ナチュラルチーズなどクリームチーズ以外にNGなチーズ例とともに紹介します。チーズを妊娠中に食べてしまった場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. クリームチーズは妊娠中に食べても平気?
  2. 国産のクリームチーズは加熱処理されているので食べてOK
  3. クリームチーズ入りのパンなども食べて平気
  4. ただしクリームチーズ以外は妊娠中にNGなチーズもある!
  5. ①外国産の輸入クリームチーズ
  6. ②ナチュラルチーズ
  7. ③加熱用チーズ
  8. チーズを妊娠中に食べてしまったらどうする?
  9. 妊婦検診で医師に相談しよう
  10. クリームチーズは国産なら妊娠中に食べてもOK

クリームチーズは妊娠中に食べても平気?

妊婦はチーズを食べてはいけないと聞いたことがある人は多いかもしれませんが、クリームチーズであれば大丈夫だとも言われているようです。クリームチーズは、妊娠中に食べても本当に平気なものなのでしょうか?

国産のクリームチーズは加熱処理されているので食べてOK

妊婦がチーズを食べてはいけないのは事実ですが、実は国産のクリームチーズであれば加熱処理されているので食べても構いません。実際に食べても問題ないメーカーとしては以下が挙げられます。

・森永
・フィラデルフィア
・雪印
・明治
・よつ葉
・キリ(kiri)
・コストコ(ラスカス)

妊婦がチーズを食べてはいけないと言われるのは、感染すると流産を引き起こすリステリア菌が含まれている可能性があるためです。しかし、国産メーカーのチーズに関しては乳及び乳製品の成分規格等に関する省令において以下のように定められているため、安心して食べられます。

保持式により摂氏六十三度で三十分間加熱殺菌するか、又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌すること。

上記は厚生労働省のホームページからの抜粋ですが、乳製品はリステリア菌などの菌を殺菌するために63℃30分あるいはそれと同等の殺菌を行っていなければ販売できません。つまり、国内で製造された商品であればリステリア菌感染による流産のリスクは極めて低いことから、妊婦でも安心して食べられることになります。

さらにクリームチーズを妊娠中に食べても良いかどうかについては、雪印・明治・森永各社でも下記の通り声明を出しています。

当社で製造するナチュラルチーズは、乳等省令に基づいた殺菌条件で原料乳の殺菌を行い、さらにリステリアの検査を定期的に実施し、安全性を確認しています。
また、当社が原料として輸入しているナチュラルチーズの場合も、買い取り時に当社分析センターで検査の上、リステリアが発見された場合は購入しない体制を取っています。
このような品質体制を取っていますので、当社のナチュラルチーズは妊娠中の方でもリステリアを心配することなく、安心してお召し上がりいただけます。

妊娠中は、リステリア菌の感染を防ぐため、加熱殺菌していないナチュラルチーズには注意が必要です。
リステリア菌は加熱で死滅しますので、「加熱してお召し上がりください」と表示のあるチーズは、必ず加熱してからお召し上がりください。

当社の場合、「加熱してお召し上がりください」の表示がないチーズは、製造工程で加熱殺菌をしたり、検査でリステリア菌の確認を行い、問題のないことを確認しているものでございます。
そのままでもリステリア菌の心配はございませんので、安心してお召し上がりください。

リステリア菌は原料乳の加熱殺菌により死滅します。当社で製造するナチュラルチーズは法令に基づいた条件で殺菌した原料乳(*)を使用して製造しており、また出荷前にも検査を実施しておりますので安心してお召し上がりいただけます。

そのほかにも、キリ(kiri)を販売しているベルジャポンも、キリは妊娠中に食べても問題ないといった情報提供をしています。また、コストコでもラスカスというメーカーのクリームチーズを販売していますが、こちらも殺菌された生乳を使って製造しているそうです。

なお、業務スーパーでも大容量のクリームチーズを販売していますが、こちらは輸入品のため安全かどうかは不明です。ほか、モスバーガーで販売しているクリームチーズを使用した商品やローソンのバスチーに関しては、加熱殺菌されているクリームチーズを使用しているので妊婦でも安心です。

クリームチーズ入りのパンなども食べて平気

クリームチーズはパンの材料に使われることも多いですが、国産のクリームチーズを使っているのであれば、加熱殺菌されているためリステリア菌への感染の心配はありません。また、クリームチーズを乗せて焼いたようなパンであれば焼く工程の高熱によってもリステリア菌は殺菌されるので、より安心して食べられるでしょう。

ただしクリームチーズ以外は妊娠中にNGなチーズもある!

クリームチーズは国産メーカーのものであれば妊娠中に食べても大丈夫ですが、クリームチーズ以外は妊娠中に食べると危険な場合があるので注意が必要です。ここでは妊娠中にNGなチーズについて詳しく紹介します。

①外国産の輸入クリームチーズ

ここまでクリームチーズは妊娠中でも食べられると紹介しましたが、外国産の輸入クリームチーズの場合は注意が必要です。国産のクリームチーズは加熱殺菌した原料乳を使用することが義務付けられていますが、外国では加熱殺菌されていない原料乳を使用している場合もあります。

実際に、欧米ではナチュラルチーズが原因のリステリア菌感染による集団食中毒が発生していることから、ナチュラルチーズに分類されるクリームチーズにも危険性はあります。そのため、妊娠中は特に輸入品のクリームチーズを生で食べないようにしたほうが無難です。

②ナチュラルチーズ

チーズはナチュラルチーズとプロセスチーズに分けることができますが、妊婦はナチュラルチーズは食べない方が良いとされています。ナチュラルチーズには以下の種類があります。

・モッツァレラ
・カマンベール
・ウォッシュチーズ
・シェーブルチーズ
・ゴルゴンゾーラ
・ゴーダチーズ
・チェダーチーズ
・パルミジャーノ・レッジャーノ

ナチュラルチーズは乳を固めて発酵熟成させたもので、菌が生きた状態のまま販売されています。一方のプロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱して溶かして化剤を加えて型に詰めて固めたものなので、加熱によって菌は死滅しています。

ナチュラルチーズに必ずしもリステリア菌が含まれているわけではありませんが、リステリア菌への感染の可能性が全くないわけではないので妊婦は注意が必要です。ただし、国産のナチュラルチーズであれば、クリームチーズと同様に殺菌された原料乳を使用しているので妊娠中に食べても問題ないでしょう。

③加熱用チーズ

チーズの中には加熱用チーズと表示されているものもありますが、このチーズは製造過程での加熱が不十分なので、加熱せずに食べるとリステリア菌などに感染するリスクがあります。メーカー側も加熱調理することを前提としており、パッケージにも「加熱してお召し上がりください」「要加熱」などと記載されているので、必ず加熱してから食べるようにしましょう。

チーズを妊娠中に食べてしまったらどうする?

チーズはその種類によっては妊娠中に食べると危険だと分かりましたが、万が一妊娠中に食べてしまった場合はどうしたら良いのでしょうか。ここでは食べてはいけないチーズを妊婦が食べてしまった際の対応について解説します。

妊婦検診で医師に相談しよう

妊娠中にチーズを食べてしまった場合は、まずは妊婦検診で医師に相談することをおすすめします。妊娠中にチーズを食べてしまったとしても、数日経っても体調に異変がないのであればそれほど心配はありません。ただし、背中の痛みや悪寒などの異常が現れた場合は食中毒を発症した可能性があるので、妊婦検診の日程に関わらずすぐに病院を受診しましょう。

クリームチーズは国産なら妊娠中に食べてもOK

クリームチーズは、国産であれば妊娠中に食べても問題ないことが分かりました。ただし、国内には輸入品のクリームチーズも出回っているので、産地表示をしっかりと確認して購入するようにして下さい。

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