さんぴん茶の効能は?ダイエット効果あり?妊婦への副作用もカフェイン量と紹介!

さんぴん茶の効果・効能を知っていますか?今回は、〈ダイエット効果・利尿作用〉など、さんぴん茶の効能や、妊娠中に飲む副作用についてカフェイン量とともに紹介します。さんぴん茶の効果的・美味しい飲み方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. さんぴん茶とは?なぜ沖縄でよく飲まれている?
  2. さんぴん茶の名前の由来と歴史
  3. さんぴん茶とジャスミン茶の違い
  4. さんぴん茶の効能は?ダイエット効果も?
  5. ①ストレスの緩和・リラックス効果
  6. ②ダイエット効果
  7. ③脳の覚醒・眠気解消
  8. ④アンチエイジング効果
  9. ⑤二日酔いの症状の緩和
  10. ⑥女性ホルモンのバランスを整える
  11. ⑦利尿作用・むくみ解消
  12. さんぴん茶の効果・効能を高める飲み方は?
  13. ①食事中や運動前に飲むのがおすすめ
  14. ②温めてから飲む
  15. さんぴん茶のカフェイン量は多い?副作用は?妊婦は飲んでも平気?
  16. さんぴん茶はカフェイン量が多め
  17. 妊娠中のさんぴん茶の過剰摂取はNG
  18. さんぴん茶の美味しい淹れ方は?
  19. さんぴん茶のおすすめ商品を紹介!
  20. ①さんぴん茶(1,000円)
  21. さんぴん茶の効果・効能を抑えよう

さんぴん茶とは?なぜ沖縄でよく飲まれている?

沖縄で愛飲されているさんぴん茶ですが、居住地域によっては聞いたことがない人もいるでしょう。見た目や香りはジャスミン茶のようなので、何が違うのかも気になるところです。ここでは、さんぴん茶とはどのようなお茶なのかについて説明します。

さんぴん茶の名前の由来と歴史

さんぴん茶は沖縄を代表するお茶をさし、香りがよいことで知られています。さんぴん茶は中国語でジャスミン茶を意味する香片茶(シャンペンツァー)がなまって、名前として定着したようです。沖縄県では緑茶や麦茶ではなく、さんぴん茶を日常的に飲む家庭が多いとされています。

さんぴん茶とジャスミン茶の違い

さんぴん茶の名前の由来はジャスミン茶を意味する中国語ではあるものの、同じものではありません。そもそもジャスミン茶はウーロン茶に花の香りをつけたものですが、さんぴん茶は緑茶がベースとの違いがあるのです。そのためジャスミン茶と比較するとさんぴん茶の方が香りが薄く、まろやかな味わいを感じられます。

またさんぴん茶とジャスミン茶は、製造工程にも若干の違いがあります。ジャスミン茶は葉を発酵させずに加熱してから風味をつけますが、さんぴん茶はある程度発酵させるのです。発酵させてから加熱するさんぴん茶は半発酵茶に分類され、その進み具合によって味や香り変化します。メーカーによってさんぴん茶の味が違うのは、この発酵度合いによるものです。

半発酵茶の発酵の度合いは、30%から80%までと様々です。発酵度合いの低い30%のものは風味が緑茶に近く、80%まで高くなると紅茶に近づくと言われています。

さんぴん茶の効能は?ダイエット効果も?

沖縄で愛飲されているさんぴん茶には、以下のような栄養成分が含まれています。

・ビタミンC
・ビタミンE
・亜鉛
・タンニン
・カフェイン
・ベンデルアセテート
・リナロール


上記の栄養成分が作用して、様々な効果が期待できます。含まれている成分を知っておくと、1日の栄養バランスをとることにも役立ちそうです。ここではさんぴん茶に含まれる栄養成分がもたらす、様々な効果について説明します。

①ストレスの緩和・リラックス効果

さんぴん茶にはストレスを緩和する作用や、リラックス効果があります。これはさんぴん茶の香り成分であるベンデルアセテートとリナロールが、自律神経の緊張を和らげる作用をもつからです。自律神経が整うと睡眠リズムが整いやすくなり、落ち着きたいと感じている時に飲むのも効果的です。

②ダイエット効果

さんぴん茶はダイエットに作用するお茶としても有名で、ベンデルアセテートとカフェインとタンニンの相乗効果によるものです。香り成分であるベンデルアセテートには脂肪燃焼をサポートする作用があるほか、リラックスして血行が改善されることもダイエットに好影響を与えます。

また、さんぴん茶にはカフェインも含まれており、脂肪が体に蓄積するのを抑制する作用があるのです。さらに茶カテキンとも呼ばれるタンニンが体内の脂肪を吸収し、体脂肪を減少してくれます。(※1、2、3)

③脳の覚醒・眠気解消

さんぴん茶に含まれるカフェインは、覚醒作用がある成分として有名です。さんぴん茶を飲むことで脳を覚醒させる、あるいは眠気を解消する作用があります。起き抜けの朝や眠気がさした日中にさんぴん茶を飲むと、リフレッシュとリラックスの両方の効果が得られそうです。

④アンチエイジング効果

さんぴん茶には抗酸化作用のあるビタミンCとビタミンEが含まれているので、アンチエイジング効果も期待できます。ビタミンCがメラニンの生成を抑制してくれるので、しみやそばかすの予防や美白効果が期待できるのです。また毛細血管を活性化させるビタミンEの作用により、肌にツヤとハリを与えてくれます。(※4、5)

⑤二日酔いの症状の緩和

さんぴん茶を飲むと二日酔い症状を緩和できるのは、ビタミンCの働きによるものです。ビタミンCはアルコールの分解をサポートする作用があるほか、免疫力の向上や鉄分の吸収を高める効果もあります。

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