ゼロカロリーゼリーで太るは嘘？本当？ダイエット向きの食べ方も紹介！

ゼロカロリーゼリーは、カロリーを気にせずに食べられるデザートとしてダイエット中の人から人気のある商品です。太る心配がなく甘いものが食べられるイメージがありますが、本当に太らないのかどうかについて詳しく解説します。（※1）

上記の表のたらみカロリコカロリカ 0kcal ホワイトの糖質量は不明のため、炭水化物量を記載しています。ゼロカロリーゼリーは様々な食品メーカーから発売されており、こんにゃくや寒天を使ったものが多いです。また、同じゼロカロリーゼリーでも商品によっては糖質に差があることが分かります。

厚生労働省では、100gあたり5kcal以下のものはカロリーゼロと表示できることが定められています。そのため、実際にはカロリーゼロではないがゼロカロリーゼリーとして発売されているものがほとんどです。低カロリーの摂取でも、日中に食べるより夜中に食べる方が太りやすいため、深夜に食べると太る原因に繋がります。（※2、3、4）

ゼロカロリーゼリーはカロリーが低いにも関わらず、太りやすいと言われるのはなぜなのでしょうか。ここでは、ゼロカロリーゼリーが太りやすいと言われる理由について紹介します。

糖質が高いゼロカロリーゼリーを食べると、インスリンの分泌が促進されやすくなります。ゼロカロリーゼリーは、カロリーが低い一方で糖質が高いものも少なくありません。糖質が高い食品を食べると脂肪を溜め込む働きがあるインスリンの分泌が促されるため、太りやすい体質になる恐れがあります。（※5）

ゼロカロリーゼリーは甘みがあって美味しい反面、比較的あっさりとした味わいのため、食欲が満たされにくく食べ過ぎに繋がる恐れがあります。特に濃厚なクリームなどが好きな人は、ゼロカロリーゼリーに物足りなさを感じる場合が多いようです。ゼロカロリーゼリーで食欲を満たそうとして食べ過ぎると、カロリーの過剰摂取に繋がり太りやすくなるでしょう。

ほとんどのゼロカロリーゼリーには人工甘味料が使われていますが、人工甘味料は人の味覚を狂わせ甘味への依存度を高めるリスクが懸念されています。人は甘みの強い食品に慣れるとより強い甘みを欲するため、普段の食事にもたくさん砂糖を使うようになってしまいます。

また、かつて人工甘味料として使われていたサッカリンには発がん性物質が含まれていることが判明し、人工甘味料が体に悪いと言われることもありました。現在はサッカリンの使用が禁止されているため、発がん性よりも近年は人工甘味料に対する依存のほうが不安視されています。

ゼロカロリーゼリーはカロリーが低くダイエットにも向いていますが、食べ方次第では太りやすくなります。ここでは、ダイエットが気になる人におすすめのゼロカロリーゼリーの食べ方を紹介します。

ダイエット中の人は、1食分の食事をゼロカロリーゼリーに置き換えるのがおすすめです。普段の食事をゼロカロリーゼリーに置き換えれば、無理なく摂取カロリーを減らすことができます。食事を抜くと食欲が満たされずに長続きしにくい人でも、ゼリーを食べることで多少の満腹感が得られて食事制限のストレスも軽減できるでしょう。

夕食をゼロカロリーゼリーに置き換えると、太りにくい食事制限が実現します。一般的に夕食後は活動時間が少なく、食べたものが脂肪として蓄積されやすいためです。朝食をゼロカロリーゼリーに置き換えた場合、カロリーを抑えつつ適度に血糖値を上げて日中の活動源になります。