インスタントコーヒーは体に悪い・危険?発がん性あり?添加物も調査!
インスタントコーヒーは体に悪いのでしょうか?安全性が気になりますよね。今回は、インスタントコーヒーに含まれるアクリルアミドの<発がん性>の有害性・健康への影響を紹介します。〈香料〉など、インスタントコーヒーに添加物は含まれているのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- インスタントコーヒーは体に悪い?安全性は?
- インスタントコーヒーが体に悪いと言われる原因の「アクリルアミド」とは?有害なの?
- アクリルアミドには発がん性が懸念されている
- 可能な限りアクリルアミドの摂取量を低減するべきだとされている
- インスタントコーヒーのアクリルアミドが心配な場合は?
- インスタントコーヒーよりレギュラーコーヒーの方がアクリルアミドが少ない
- インスタントコーヒーに添加物など他の懸念点は?
- インスタントコーヒーに添加物は含まれていない
- ただスティックコーヒーは添加物を含んでいる可能性がある
- インスタントコーヒーは飲む量にも注意が必要?
- インスタントコーヒーは飲み過ぎればカフェイン過多になる
- インスタントコーヒーは1日3〜4杯までに抑えよう
- インスタントコーヒーにはアクリルアミドが含まれるが基本的に大丈夫
インスタントコーヒーはお湯だけで作ることができ、手軽にコーヒーを楽しめますが、添加物が使われているのかどうかは気になる点です。アクリルアミド以外の懸念すべきことについて解説するので参考にしてください。
インスタントコーヒーに添加物は含まれていない
インスタートコーヒーは顆粒や粉末状になっていて、お湯を注ぐだけでコーヒーを飲むことができますが、原材料はコーヒー豆のみで添加物は含まれていません。焙煎したコーヒー豆から抽出したコーヒー液を乾燥させて顆粒・粉末状にしているだけで、香料などの添加物は一切入っていないのです。
乾燥させて作られるので、レギュラーコーヒーに比べて香りや風味は劣るものの、カフェインの効果やリラックス効果については同じように得ることができます。
ただスティックコーヒーは添加物を含んでいる可能性がある
カフェオレなどの砂糖やミルクの味が付いているスティックコーヒーには、以下のような添加物を含んでいる商品もあります。
・pH調整剤
・乳化剤
・甘味料
インスタントコーヒーのようにコーヒー豆のみが原料の場合は添加物は必要ないですが、砂糖やミルクが加えられるとそのようにはいきません。pH調整剤は腐敗や変色を抑える効果、乳化剤は液体を混ぜ合わせやすくする効果があり、味付きのコーヒーを安定して飲めるようにするには必要不可欠な添加物です。
甘味料はアスパルテームなどの人工甘味料が使われていることも多く、健康への影響が心配されます。味付きのスティックコーヒーを飲む際には、アクリルアミドだけでなくどんな添加物が含まれているかを、意識するとよいでしょう。(※2)
(*スティックコーヒーが体に悪いかどうかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
インスタントコーヒーは飲む量にも注意が必要?
インスタントコーヒーはお湯さえあれば作ることができるので、気づいたら何杯も飲んでいた経験があるかもしれません。飲み過ぎは体に悪いと言われますが、1日に飲む量は具体的にどれくらいが適当なのかを解説します。
インスタントコーヒーは飲み過ぎればカフェイン過多になる
インスタントコーヒーの飲み過ぎには注意が必要で、飲み過ぎると以下のような症状が出てくることもあります。
・胃腸の動きが鈍くなる
・疲れやすい
・眠れない
インスターコーヒーにはカフェインが含まれていて、適量を飲む分には脳が活性化され集中力が上がったり、疲労感が軽減されたりといった効果が期待できます。しかしカフェインを摂りすぎると逆効果で、体調が悪くなることがあるので注意しましょう。(※3、4)
インスタントコーヒーは1日3〜4杯までに抑えよう
成人の1日のカフェイン摂取量は400mg以内が適当だと言われ、コーヒー3~4杯分の量にあたります。アクリルアミドの摂取に関する明確な数値はないですが、なるべく過度な摂取を避けて、バランスのよい食生活を送ることが重要です。
健康な生活を維持するためには、インスタントコーヒーを飲むのは1日3~4杯までに抑えるとよいでしょう。杯数を守ったとしても濃いコーヒーを作ってしまうと、その分カフェインやアクリルアミドの摂取量も増えてしまい体に悪いので、分量を守って作るようにしてください。
(*コーヒーのデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
インスタントコーヒーにはアクリルアミドが含まれるが基本的に大丈夫
インスタントコーヒーにはアクリルアミドという物質が含まれていますが、過度に飲み過ぎることなく1日3~4杯ほどの適量であれば健康への影響はありません。リラックスしたい時や眠気を覚ましたい時などに、手軽に作れるインスタントコーヒーを活用してください。