桜餅のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】桜餅のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、桜餅(1個)のカロリー・糖質量を他の和菓子類と比較しながら紹介します。桜餅(1個)のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
①夜に食べない
人間の脂肪細胞には、BMAL-1(ビーマルワン)という組織があり、これが体内時計を整えたり脂肪や酵素を作る指令を出しているため、BMAL-1が増えると体内で脂肪が作られます。このBMAL-1が一番少ないのが午後2時で、そこから深夜2時にピークを迎えます。
深夜2時のBMAL-1は最小時の20倍も差があるため、桜餅を夜に食べるのはダイエット向きではありません。桜餅を食べるなら太る可能性の少ない午後2時が一番ベストです。(※2)
②お茶と一緒に食べる
緑茶や抹茶などカテキンが含まれている飲み物には、食べた後の血糖値が急激に上昇するのを抑える働きがため、インスリンの分泌を抑制します。インスリンの量が制限されることで、食べた後、糖質が脂肪になり太るのを防ぎます。桜餅など糖質の多いオヤツを食べるときには、カテキンの含まれたお茶を飲むと太りにくいですよ。(※3)
③桜餅のカロリーが同じ場合はつぶあん製を食べる
続いて、つぶあんとこしあんのカロリー・糖質量などを比較してみましょう。
カロリー | 糖質 | 食物繊維 | |
つぶあん | 244kcal | 48.3g | 6.8g |
こしあん | 155kcal | 20.3g | 5.7g |
つぶあんとこしあんを比較すると、こしあんの方がカロリー・糖質が低いことが分かります。しかし、こしあんは小豆の皮を全て濾してしまっているため、小豆の食物繊維が皮のまま潰して作ったつぶあんほどありません。食物繊維には糖質の吸収を抑えたり、便秘解消などダイエット中におすすめの効能が多くあります。
また、小豆にはポリフェノールが赤ワインの1.5倍〜2倍含まれているため、アンチエイジングの効果もあります。つぶあんの桜餅でカロリーオフにはなりませんが、こしあんよりもダイエットや美容向きの成分を摂ることができます。
④桜の葉も一緒に食べる
桜餅についている桜の葉の塩漬けを食べない人もいますが、桜の葉の塩漬けにはクマリンという血液をサラサラにする効果のある成分が含まれています。血液がサラサラになることで、基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になります。桜餅のカロリー・糖質が気になる人は、ぜひ桜の葉も一緒に食べるようにしましょう。
桜餅のカロリーオフな商品のおすすめ
続いて、カロリーオフで愉しめるおすすめの桜餅を紹介します。
①梅月園 さくら葉餅(110kcal)
添加物を一切使用していないため、安心して食べることができる桜餅です。なめらかなこしあんと柔らかい餅が塩辛い桜の葉と良く合います。小さめで、小袋に入っているので食べ過ぎる心配がありません。
②良平堂 いちご桜餅(100gあたり226kcal)
道明寺のつぶつぶモチモチの食感といちごの甘酸っぱさが他にはない組み合わせです。いちごも入っていることで、桜餅だけでなく、いちご大福を食べたような満足感もあります。