おかひじきは食べ過ぎに注意?毒性がある?1日の適量も解説!

おかひじきを食べ過ぎるとどうなるのかを知っていますか?栄養豊富ですが食べ過ぎには注意が必要です。今回は、おかひじきの食べ過ぎによる副作用や、1日の適量を紹介します。おかひじきの毒性や、適量食べた時に期待できる効果・効能についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. おかひじきは食べ過ぎに注意?毒性がある?
  2. おかひじきを食べ過ぎるとどうなる?
  3. ①食物繊維|便秘や消化不良による下痢
  4. ②カリウム|高カリウム血症
  5. ③ビタミンK|特定の薬の効果を妨げる可能性
  6. ④ビタミンE|骨粗しょう症の可能性
  7. ⑤カルシウム|泌尿器疾患の可能性
  8. おかひじきの食べ過ぎにならない1日の摂取量は?
  9. おかひじきは1日40〜50gを目安にしよう
  10. おかひじきに毒性はあるの?食べ過ぎ以外の懸念点は?
  11. おかひじきには花などにも毒性はない
  12. おかひじきは適量であれば体にいい効果・効能も!
  13. おかひじきの食べ過ぎに注意

おかひじきの1日の摂取量の目安は、40~50gだと言われています。これは成人男女の1日のビタミンK摂取量目安である、150μgを越えないための目安です。ビタミンK以外の成分に注目すると300~700g程度まで摂取することが可能ですが、ビタミンKの過剰摂取にならないために40~50g程度に留めておきましょう。

食べ過ぎることがなければ、おかひじきはダイエット中の食事の強い味方になります。普通のひじきは100gあたり139kcalであるのに対し、おかひじきは100gあたり17kcalしか含まれていません。食事量と健康に気を付けながら痩せたい人にとっては、非常に有効的な野菜だと言えます。(※6、7)

おかひじきに毒性はあるの?食べ過ぎ以外の懸念点は?

自然の中に生えている野菜の中には、長く生き残るために毒成分が含まれている場合もあります。ここからはおかひじきに毒成分が含まれているのか否かに加えて、食べ過ぎ以外の懸念点について紹介します。

おかひじきには花などにも毒性はない

おかひじきの花や実には毒性が無いため、問題なく食べられます。おかひじきは育て続けると淡緑色の花が咲き、その後には乳白色の実がつきますが、成長し過ぎてしまうと食用には不向きになります。花が咲く前に収穫をするのが、1番美味しく食べられるタイミングです。

またおかひじきは自生力が高い野菜であるため、農薬などを使用することなく、簡単に育てることができます。市場に出回っているおかひじきの大半が無農薬で育てられているので、安心して食べることが可能です。農薬の必要がないことから、家庭のプランターでも容易に栽培ができます。

おかひじきは適量であれば体にいい効果・効能も!

おかひじきは適切な量を考えて食べれば、体に良い効果や効能をもたらします。

【効果】
・粘膜や皮膚の健康状態が保たれる
・骨粗しょう症や動脈硬化を防ぐ
・高血圧やむくみを予防する

おかひじきに含まれているβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、粘膜や皮膚の健康状態を維持します。またビタミンKには、動脈の石灰化を防ぐ効果や、古い骨を破壊する働きを抑える効果があります。さらにカリウムには体内のナトリウムを外に出す効能があるため、高血圧やむくみの予防が可能です。

これらの栄養素を効率良く摂取するには、おかひじきを油と一緒に食べることが重要です。β-カロテンやビタミンA、ビタミンKなどは油に溶けやすい脂溶性ビタミンなので、炒めたり揚げたりすると吸収率を高めることができます。(※8、9)

(*おかひじきの栄養素や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

おかひじきとは?栄養価と効能は?旬の時期や食べ過ぎの注意点も紹介!

おかひじきの食べ過ぎに注意

おかひじきは食べ過ぎると思わぬ体調不良になる可能性がありますが、適量を摂取すれば健康に良い効果をもたらす野菜です。おかひじきはサラダや和え物、炒め物など様々な料理に活用できるので、適量を美味しく食べて健康に役立てましょう。

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