冷凍枝豆は体に悪い?農薬など危険性は?栄養も生より低いの?
冷凍枝豆は体に悪い・危険なのでしょうか?栄養価も生に比べ落ちてそうなイメージがありますね。今回は、<添加物・保存料・農薬>などへの不安など、冷凍枝豆が体に悪い・健康に危険と言われる理由を紹介します。冷凍枝豆の成分についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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冷凍枝豆は健康・体に悪い?危険って本当?
お酒のおつまみとして冷凍枝豆を常備している家庭も多いですが、生のものと比べると体に悪いとの噂があるようです。ダイエットにも役立つうえ揚げ物より健康によいと考えて冷凍枝豆を食べている人には、その噂の真偽が気になるでしょう。ここでは冷凍枝豆は体に悪いのか、危険なのかについて説明します。
冷凍枝豆の成分・原材料を見てみると?添加物が入ってる?
出典: @ouchigohan703
スーパーに行くと様々なメーカーの冷凍枝豆が販売されており、国産のものも多くあります。国産の冷凍枝豆であれば安全ではないかと、疑問に思う人もいるでしょう。ここでは、冷凍枝豆の成分について説明します。
冷凍枝豆に危険な成分は含まれていない
冷凍枝豆に含まれている原材料は、以下の通りです。
・枝豆(大豆)
・食塩
スーパーで販売されている冷凍枝豆には、危険な成分は含まれていません。市場に流通している冷凍食品はすべて厚生労働省の認可を受けているので、添加物が使われていたとしても規定量が守られているものです。しかし冷凍枝豆は枝豆と食塩だけを使用し、添加物は使われていないので安全といえます。
冷凍枝豆が健康・体に悪いと言われる理由は?栄養価も低い?
冷凍枝豆が体に悪いという噂が流れるのには、いくつかの理由があるようです。さらに生の枝豆よりも栄養価が低いと、思い込んでいる人も少なくありません。ここでは、冷凍食品が体に悪いとされる理由を説明します。
①冷凍食品の自体への安全性の不安
冷凍枝豆が体に悪いとされる理由は、冷凍食品全般に対する安全性を不安視する人が多いからです。調理済みのおかずなどの冷凍食品には、保存料や添加物が使われています。冷凍食品によっては添加物の量が多いものがあるのも事実で、冷凍枝豆も同様に考えている人もいるようです。実際には冷凍枝豆に使われているのは食塩だけなので、心配ありません。
(*冷凍食品が体に悪いとされる理由について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②残留農薬など外国産の冷凍枝豆への不安
残留農薬など外国産の冷凍枝豆への不安があることも、理由の1つです。かつて中国産の冷凍野菜から、厚生労働省が設けている基準以上の残留農薬が検出されたニュースが流れたことがあり、そのイメージを引きずっているのでしょう。現在は検査体制が変わったこともあり、健康に悪影響を及ぼす冷凍枝豆が輸入されるケースはほぼなくなっています。
③冷凍枝豆が臭いことがある
冷凍枝豆を開封した時に臭いので、体に悪いと思い込む人もいます。これはダイズ不快臭と呼ばれるもので、酵素の作用によって青臭さやえぐみが出るものです。冷凍保存する間に枝豆の不飽和脂肪酸によって酸化が進み、ダイズ不快臭の成分が形成されます。品質には問題がないので、臭いを軽減させる食べ方をするとよいでしょう。
④生より栄養価が落ちてそうな偏見・イメージ
枝豆には以下のような栄養素が含まれており、生でも冷凍でも栄養価が変わることはありません。
・植物性タンパク質
・メチオニン
・カリウム
・鉄分
植物性タンパク質は成長を促すうえで欠かせない栄養素であると同時に、血圧やコレステロールを下げる効果があります。メチオニンも植物性タンパク質の1つですが、肝機能の働きをサポートすることで二日酔い予防効果があるのです。
カリウムには体内の余分なナトリウムと結合して体外に排出する働きがあり、むくみの予防と解消に効果があります。さらに枝豆はほうれん草や小松菜以上に鉄分が豊富で、貧血や頭痛の予防に役立ちます。
(*枝豆の栄養素と効能について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)