ポップコーンの栄養価と効能は?食物繊維が豊富?塩分・脂質など注意点も紹介!

【管理栄養士監修】ポップコーンに含まれる栄養素を知っていますか?映画館では必ず買う人もいるでしょう。今回は、ポップコーンの栄養成分・効能に加え、ダイエット中に食べられる方法も紹介します。〈塩分・脂質〉など食べ過ぎの注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 鈴木真美
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、...
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、単に栄養がつまった食事を摂るだけではないと気付きました。 あたたかい食卓は心と身体をつくります。人と人の心をつなぎ命をつないでいきます。そんな食卓が増えますように。お手伝いしたいと思っています。

目次

  1. ポップコーンの栄養素と効能は?健康効果ある?
  2. ①食物繊維
  3. ②ビタミンE
  4. ③鉄分
  5. ④ポリフェノール
  6. ポップコーンのカロリー・糖質は高い?太る?
  7. とうもろこしとカロリー・糖質など栄養価を比較
  8. ポップコーンのカロリーや糖質・脂質をスナック類と比較
  9. ポップコーンをダイエット中に食べるには?
  10. ①植物油を使わずに作る
  11. ②キャラメルなど高カロリーなフレーバーを避ける
  12. ③食べる時間に注意する
  13. ポップコーンは食べ過ぎ注意?理由は?
  14. ①塩分・脂質の過剰摂取
  15. ②腹痛が起きる
  16. ポップコーンは栄養豊富な食材
ポップコーン とうもろこし
カロリー 484kcal 92kcal
タンパク質 10g 4g
糖質 50g 14g
食物繊維 9g 3g
脂質 23g 2g

ポップコーン・とうもろこしの100gあたりのカロリーや、基本的な栄養素は以上です。ポップコーンは油を使用するため、カロリーは高めのお菓子と言えるでしょう。とうもろこしと比べるとカロリーや糖質・脂質などが大きく上がってしまうので、カロリーなどが気になる際には注意したいお菓子です。

ポップコーンのカロリーや糖質・脂質をスナック類と比較

カロリー 糖質 脂質
チョコレート 558kcal 52g 34g
ポテトチップス 554kcal 51g 35g
ポップコーン 484kcal 50g 23g
ドーナツ 375kcal 52g 15g
チュロス 373kcal 55g 12g

100g当たりのポップコーンと、その他のスナック菓子のカロリーと糖質、脂質を表にしてみました。他のお菓子と比べると大きな差はありませんが、油で揚げたドーナツやチュロスよりもカロリーが高いので注意が必要です。

ただ、チョコレートやポテトチップスと比較すると少しカロリーは低めとなっています。脂質量もカロリー量とほぼ比例し、高くなっているので、参考にして下さい。

鈴木真美

管理栄養士

ここでは100g当たりの栄養価を表記していますが、実際100gのポップコーンというのはかなりの量です。一般的に売られているポップコーンが約50g位ですので2~3回に分けて食べたり、誰かとシェアしたりするとおやつとして丁度良いエネルギーが摂れそうですね。

ポップコーンをダイエット中に食べるには?

ダイエット中にポップコーンを食べるなら、できるだけヘルシーに食べたいものです。他のお菓子に比べて栄養面でも嬉しい効果のあるポップコーンなので、ダイエット中のおやつとして上手に付き合っていきましょう。

①植物油を使わずに作る

ポップコーンに油を入れる理由は、熱伝導率を上げて時短して作るためなので、油を使わずとも作ることが可能です。最初は物足りないですが、慣れれば美味しく食べられます。もし油を使う場合は、コレステロール値を下げる効能があるオレイン酸を多く含む、オリーブオイルを使うのがおすすめです。

②キャラメルなど高カロリーなフレーバーを避ける

塩に比べてキャラメルなどは高カロリーで、お店によってはMサイズで1000kcalを超えるものもあります。期間限定フレーバーなども高カロリーなものが多いため、太る原因となりやすいです。ダイエット中にポップコーンを食べるなら、誰かとシェアして食べるなどの工夫をしましょう。

③食べる時間に注意する

ポップコーンは食事の置き換えではなく、おやつとして食べましょう。脂肪を作ったり、酵素を作るための指令を出すタンパク質のBMAL−1は、夜に多く分泌されます。特に、深夜2時にBMAL−1の分泌量がピークを迎え、この時間に食べると太りやすくなるので、夜にポップコーンを食べるのは控えてください。

午後2時から3時頃は血糖値が上がりにくいく、BMAL−1の分泌も抑えられるのでポップコーンを食べるのにはお勧めの時間帯です。(※6)

ポップコーンは食べ過ぎ注意?理由は?

アメリカではヘルシースナックとして紹介されることも多いポップコーンでですが、食べ過ぎには注意しましょう。栄養豊富でも、ポップコーンを食べ過ぎてはいけない理由を紹介します。

①塩分・脂質の過剰摂取

スタンダードな塩味のポップコーンも塩分や脂質が高く、食べ過ぎればむくみや太る原因となります。むくみはそのまま放置するとセルライトの原因にもなるため、ダイエットの邪魔になります。

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