チキン南蛮のカロリー・糖質は？ダイエット向けにカロリーオフする方法も紹介！

宮崎名物のチキン南蛮ですが、その美味しさから全国の定食屋や弁当屋でも人気のおかずです。揚げた鶏肉に甘酢あんをかけ、さらにタルタルソースをつけて食べるのでカロリーがとても気になりますが、実際にどれくらいのカロリー・糖質量なのか見ていきましょう。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

チキン南蛮単品でも、かなり高カロリー・高糖質であることが分かります。カロリーは使う部位によって多少は抑えることができますが、糖質は鶏肉にほぼ含まれていません。揚げた衣やタルタルソースが高糖質の原因と言えるでしょう。

また、定食にするとごはんのカロリー・糖質が加わるのでさらに高くなります。チキン南蛮定食を食べると1日のカロリー摂取目安の40％にもなるので、前後の食事にも気を付けなける必要があるでしょう。定食については後で詳しく見ていきます。

上記はすべて1人前として計算しています。鶏肉をメインに使った料理の中ではチキン南蛮が、圧倒的に高カロリー・高糖質なメニューでした。蒸し鶏が一番ヘルシーなイメージがありますが、チキングリルは皮までしっかりと焼くので余分な脂が落ち、カロリーを抑えて食べることができます。

チキン南蛮と唐揚げを比較すると、200kcalもの違いがあります。使用する鶏肉の量が若干変わるものの、甘酢あんやタルタルソースのカロリーや、チキン南蛮の方が衣が厚いため油の吸収率が高いことが、大きな原因です。

チキン南蛮1人前を食べた時のカロリー594kcalを消費するのに必要な運動量は、上記の通りです。チキン南蛮単品でもかなり高カロリーなので、ウォーキングで3時間30分以上、ジョギングでも2時間以上の運動を続けなければなりません。チキン南蛮定食を食べると、これの2倍近い運動量が必要になります。

定食や弁当のおかずとしても人気のチキン南蛮ですが、ごはんや味噌汁、小鉢などを含めるとさらにカロリー・糖質が高くなります。店ごとのカロリー・糖質量を比較するので参考にしてみてください。

定食はごはんや小鉢のカロリーも加わるので、どの定食もかなりカロリーが高めで、店ごとにカロリーの差が大きいと分かりました。店によって鶏肉やごはんの量だけでなく、甘酢あんやタルタルソースのかけ方の違いによって、カロリーに差が出ていると考えられます。

一番カロリーが低いのはデニーズで、鶏肉の量や黒酢ソースが少量なので、比較的ヘルシーなチキン南蛮です。やよい軒は、揚げた鶏肉にたっぷり甘酢ソースを浸しているのが特徴です。一番カロリーの高かったからやまでは、鶏肉が半分見えなくなるほどのタルタルソースがかかっていました。食べ応えは十分ですが、ダイエット中には控えた方が良いでしょう。