チキン南蛮のカロリー・糖質は？ダイエット向けにカロリーオフする方法も紹介！

次に、チキン南蛮の弁当を比較してみましょう。定食ほどではありませんが、どれもカロリーは高く、店によるカロリーの差もそこまで大きくありません。どの弁当も甘酢あんを鶏肉の全体にたっぷりと浸し、タルタルソースも多めという印象でした。

定食と違い汁ものが付かない分、ごはんの量がどれも多いようです。また、付け合わせも高カロリー高糖質なポテトサラダやパスタが使われているのも定食と違う点です。定食よりカロリーは低めですが、チキン南蛮弁当を食べる時には、糖質にも注意するようにしましょう。

チキン南蛮の材料である鶏肉は栄養価が高い食材と言われていますが、どのような栄養成分が含まれているのか紹介していきます。

鶏肉に豊富に含まれるタンパク質は、骨や血液、筋肉など体の組織を作るもととなる、とても重要な栄養成分です。タンパク質には免疫機能の改善や基礎代謝の向上といった効能があるので、ダイエットだけでなく健康維持のためにも意識して摂取しましょう。

基礎代謝が上がると体内でのエネルギー変換が効率的におこなわれ、脂肪がつきにくくなります。太りにくい体づくりのために、欠かせない栄養成分のひとつと言えます。（※2）

肉類に多く含まれるカルニチンには、脂肪の燃焼効果が期待できます。カルニチンは筋肉の中に多く存在し、脂質をエネルギーに変えるサポートをする栄養成分です。カルニチンが不足すると、代謝が効率的に行われないため、脂肪が溜まりやすくなります。ダイエット中には注目しておきたい栄養成分のひとつと言えるでしょう。

カロリーの高いチキン南蛮ですが、ダイエット中に食べるにはどのような点に注意すれば良いか見ていきましょう。

鶏肉は、使用する部位によってカロリー・脂質量が異なります。チキン南蛮をカロリーオフしたいのであれば、胸肉やささみ肉などのできるだけヘルシーな部位を選びましょう。もも肉を使う場合は、皮を取り除くだけでも手軽にカロリーを減らせます。

タルタルソースはチキン南蛮の美味しさのポイントではありますが、マヨネーズを多く使用しているのでかなり高カロリーなソースです。大さじ1杯で43kcalほどですが、先ほど紹介した定食や弁当を見てみると、どれも大さじ5杯程度は使われているようで、タルタルソースだけで215kcalにもなります。

家では少なめに作る、外食では付け過ぎないなどの工夫をしましょう。また、手作りの場合には、マヨネーズの分量を減らしてヨーグルトを加えるヘルシーなアレンジや、具材の野菜を大きめに切って食べた時の満足感を高める方法もあるので試してみてください。

（＊タルタルソースのカロリーや糖質について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）