妊娠中・妊婦はカップラーメンNG?アトピー・障害の影響が胎児にあるのは本当?
妊娠中にカップラーメンを食べても大丈夫か知っていますか?食べたくなることがありますがカップ麺ばかり食べるのはNGです。今回は、妊婦(妊娠中)の食事にカップラーメンを食べてもいいのかを、食べる際の<たまに食べる・添加物>などの注意点・懸念点とともに紹介します。妊娠中のカップラーメンが胎児のアトピーや障害に影響するのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊娠中の食事にカップラーメンを食べてもいいの?
- 妊娠中のカップラーメンは食べ方に気をつければ大丈夫だがおすすめはしない
- 妊娠中にカップラーメンを食べる際の懸念点は?障害・アトピーに影響する?
- ①塩分過多
- ②栄養バランスの偏り
- ③食品添加物
- ただ妊娠中のカップラーメンや食生活が胎児のアトピーや障害に直接影響することはない
- 妊婦・妊娠中のカップラーメンの食べ方・注意点は?
- ①カップラーメンばかり食べない
- ②スープを飲まない
- ③野菜と一緒に食べる
- ④夜寝る前や夜中に食べない
- 妊娠中の安全なカップラーメンの選び方は?
- ①ノンフライ麺を選ぶ
- ②カロリーや塩分が少ないものを選ぶ
- ③添加物を確認する
- 妊娠中におすすめのカップラーメンを紹介!
- ①日清 カップヌードルソルトオフ|193円
- ②エースコック かるしお認定 だしの旨みで減塩 中華そば|120円
- ③エースコック ミニわかめラーメン ごま・しょうゆ|116円
- 妊婦がカップラーメン以外にも妊娠中に気を付ける食べ物はある?
- 妊婦や妊娠中のカップラーメンは食べ方に気をつけよう
①カップラーメンばかり食べない
妊娠中には、カップラーメンばかりを食べてはいけません。これは、カップラーメンがカロリーや脂質・糖質・塩分が多く、栄養の偏りのある食材であるためです。妊婦が食事代わりにカップラーメンばかり食べていると、体重増加や妊娠糖尿病・高血圧などに繋がる可能性もあります。
健康的な妊娠生活を送るためには、カップラーメンをたまに食べる頻度に抑えて食べ過ぎないようにしてください。カップラーメンを1食食べた場合、他の2回の食事でカロリーや塩分を控えたり、カップラーメンに不足しがちな栄養素が摂れる食材を食べたりして、栄養バランスを整えましょう。
②スープを飲まない
妊娠中にカップラーメンを食べるなら、スープはなるべく飲まないようにしましょう。カップラーメンの塩分のおよそ半分はスープに含まれているため、実際にスープを飲まずに残すと1.6gから4gの減塩が可能です。また、スープには食品添加物や脂肪も含まれるので、スープを飲まなければ添加物や脂質の摂取量も減らすことができます。
③野菜と一緒に食べる
妊婦がカップラーメンを食べる時におすすめなのは、野菜と一緒に食べることです。カップラーメンにはミネラルやビタミンがほとんど含まれていないため、これらの栄養素が豊富な野菜とともに食べると栄養バランスがよくなります。妊婦の場合は、カリウムや鉄分を多く含む野菜を摂るのがおすすめです。
カリウムは食塩に含まれるナトリウムが腎臓に吸収されるのを抑制し、排出を促してむくみの解消に役立つ成分です。鉄分は貧血予防に効果があるため、妊婦は特に積極的に摂取することが推奨されています。カリウムを多く含むのはほうれん草やキャベツ・ニラ・干ししいたけなどで、小松菜や枝豆には鉄分が豊富に含まれています。
④夜寝る前や夜中に食べない
妊婦がカップラーメンを食べる場合は、就寝前や夜中に食べないようにしましょう。夜遅い時間は活動量が落ちるため、食べた物を消化しにくい状態になります。そのためカップラーメンのような塩分やカロリーの高いものを夜中に食べると、肥満の原因に繋がります。
(*寝る前のカップラーメンについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊娠中の安全なカップラーメンの選び方は?
最近では、様々な種類のカップラーメンが売られています。ここでは、妊婦が安全に食べられるカップラーメンの選び方について紹介します。
①ノンフライ麺を選ぶ
妊婦がカップラーメンを食べるなら、ノンフライ麺を選びましょう。カップラーメンには麺の水分を飛ばすために油で揚げているものと、熱風によって麺を乾燥させる製法で作られたノンフライ麺の2種類があります。油で揚げているものは脂質を多く含むためカロリーが高くなり、製造から時間が経つほど油の酸化が進みます。
酸化した油は体に悪く、食中毒を起こしたり胸焼けを起こしたりする原因になるため、特に妊婦は避けた方がよいでしょう。
②カロリーや塩分が少ないものを選ぶ
妊婦がカップラーメンを食べる際には、カロリーや塩分を控えめにして作られたものを選ぶようにしましょう。食塩含有量ではなくナトリウム量で記載されているものは、その数字に2.54をかけて1000で割ると食塩相当量を算出することができます。
一般的なカップラーメンの1個あたりの塩分量は4gから6g前後ですが、妊娠中は塩分量を2gから3g程度に抑えて作られた減塩タイプの商品を選ぶことが重要です。また、ノンフライ麺のカップラーメンはカロリーが低く、1個あたり200kcal以下の商品もあります。
③添加物を確認する
食品添加物についても、ある程度は商品パッケージを見れば確認することができます。妊婦はお腹の赤ちゃんのことを考え、発ガン性があると言われるカラメル色素や、摂取過多でカルシウム不足を招く恐れのあるリン酸塩などが入っていないものを選びましょう。