妊婦は蟹を食べていい？味噌・生刺身は危険？食べ放題は避けるべき？
妊婦（妊娠中）は蟹を食べていいか知っていますか？初期は＜食べ放題・旅行＞などの食事で食べれるのか心配ですよね。今回は、妊婦が蟹を食べる際の＜蟹味噌・食中毒＞など懸念点を、〈寿司・鍋・刺身・ボイル〉など安全・避けるべき食べ方とともに紹介します。妊婦にいい蟹の栄養や、安全な蟹のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊婦（妊娠中）は蟹を食べてもいいの？
- 妊娠中の蟹は食べ方に気をつければ大丈夫
- 妊婦が蟹を食べる際の懸念点は？
- ①リステリア菌・腸内ビブリオ菌による食中毒
- ②蟹味噌に含まれるカドミウム
- ちなみに蟹に水銀の心配はない
- 妊娠中に蟹を食べる場合の注意点は？
- ①生ではなく加熱して食べる
- ②蟹味噌が不安な場合は避ける
- ③食べ放題などで食べ過ぎない
- 妊婦が蟹を生で食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法は？
- 心配な場合は病院へ行くのが安心
- 妊婦が蟹を食べるメリットもある？栄養素・効果は？
- 妊婦でも安心な蟹のレシピを紹介！
- ①蟹クリームコロッケ
- ②ボイル蟹
- ③蟹飯
- 妊婦が蟹以外にも妊娠中に気を付ける食べ物は？
- 妊婦や妊娠中の蟹は食べ方に気をつけよう
冷凍した蟹をボイルして食べるのは、意外と難しいと感じるかもしれません。茹ですぎると蟹の旨味がお湯の中に溶けてしまうので、目を離さず程よい茹で加減を見つけてください。
③蟹飯
蟹の缶詰で作る蟹飯は、汁ごと全てご飯と一緒に炊くことで蟹の旨味がしっかり感じられます。使い切りたい蟹の缶詰があってレシピに迷うなら、ご飯に入れるのもおすすめです。
妊婦が蟹以外にも妊娠中に気を付ける食べ物は？
妊娠中に注意すべき食べ物は、蟹以外に以下の食材が挙げられます。
・レアチーズケーキやティラミス
・マグロなどの大型魚
・昆布
・ひじき
・鰻や牛肉などの動物性ビタミンAを多く含むもの
基本的に妊娠中には生物を避けることは知られているかもしれませんが、チーズにもリステリア菌が付着しています。チーズを加熱せずに調理するお菓子も、リステリア菌からの感染を防ぐために避けるようにしましょう。
また、マグロなどの大型魚は小魚を食べているため水銀が蓄積しやすく、赤ちゃんには体の外に排出する機能がないため妊娠中には食べないようにしてください。ビタミンAは鰻や牛肉に多く含まれていますが、大量に食べると赤ちゃんの形態異常の可能性があることがわかっています。
ビタミンAは赤ちゃんの体を作るうえで欠かせない栄養素のため、摂取するなら緑黄色野菜などの植物性ビタミンAで補うようにしてください。
(＊妊娠中のケーキについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦や妊娠中の蟹は食べ方に気をつけよう
妊娠中は赤ちゃんへの影響のほか、母体も免疫が落ちているため食べ物には神経質になりやすくなります。蟹に限らず、食材は問題点の多い生食を避けるということを覚えておけば不安になることもなく、不要な体調不良を引き起こすこともなくなります。