妊婦・妊娠中はバターを食べてもいい?注意点・メリットや安全な商品も紹介!
妊婦(妊娠中)はバターを食べてもいいのでしょうか?今回は、妊婦がバターを食べてもいいのかを、食べる際の注意点やメリットとともに紹介します。妊婦(妊娠中)におすすめなバターや食べ過ぎた場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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妊婦(妊娠中)はバターを食べてもいいの?
バターは乳製品の中でもカロリーや脂質を多く含みますが、妊娠中に食べても良いのでしょうか。ここでは、妊婦がバターを食べても良いかについて紹介します。
妊婦はバターの食べ方に気をつければ大丈夫
バターには、胎児の成長や健康へ影響を与える成分は含まれていないので、妊娠中でも問題なく食べることができます。しかし、食べ方によっては胎児や母体へ悪影響を与える場合もあるので、後述の注意点を参考にしてください。
妊婦がバターを食べる場合の注意点は?
妊婦がバターを食べる場合は、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。ここでは、妊娠中にバターを食べる場合の注意点を紹介します。
①バターを食べる量は1日に12gまでに
バターを食べ過ぎるとカロリーや脂質の過剰摂取につながるため、1日に食べる量は12gまでに抑えましょう。妊娠中の体重増加が激しいと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の原因になるだけでなく、胎児の体重も増えて難産になりやすいと言われています。特に、ヨーグルトやチーズなどの他の乳製品も食べる場合は、バターの摂取量を抑えてください。
また、バターには食塩も含まれるため、適量以上に食べると塩分の過剰摂取につながります。食塩を摂り過ぎるとむくみや高血圧の原因となるので、妊婦は無塩バターを選ぶこともおすすめです。(※1、2、3)
②バターを含む甘い食べ物はなるべく避ける
バターを含む甘い食べ物を食べ過ぎると、糖分の過剰摂取につながり妊娠糖尿病を発症する恐れがあります。妊娠糖尿病を起こすと、胎児に以下のような症状が出ます。
・先天性異常
・巨大児
・心臓の肥大
・新生児低血糖
・新生児高ビリルビン血症
・新生児低カルシウム血症
・出産後の呼吸障害
・幼児から成人期のメタボリックシンドローム発症リスク増加
妊娠糖尿病を発症すると、上記のようにさまざまなリスクが生じます。特に、胎児が巨大化することによって難産になり、帝王切開率が上昇すると言われています。胎児だけでなく母体にも負担がかかるので、妊娠中は洋菓子などのバターを多く含む食品を食べ過ぎないようにしましょう。
(*妊娠中のお菓子について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦がバターを食べるメリットも知っておこう
妊婦がバターを食べることで、健康へのメリットも得られるのでしょうか。ここでは、バターに含まれる栄養素と、その効果・効能について紹介します。
①ビタミンA
バターに多く含まれるビタミンAは、視覚物質であるロドプシンの成分になる他、抗酸化や皮膚の健康維持に働く栄養素です。また、体内の免疫機能を向上させる作用も持つため、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防にも役立ちます。(※4)