妊婦・妊娠中はバターを食べてもいい?注意点・メリットや安全な商品も紹介!
妊婦(妊娠中)はバターを食べてもいいのでしょうか?今回は、妊婦がバターを食べてもいいのかを、食べる際の注意点やメリットとともに紹介します。妊婦(妊娠中)におすすめなバターや食べ過ぎた場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収率を高め、骨の形成をサポートする栄養素です。カルシウムと一緒に摂ることで、骨粗鬆症や骨軟化症の予防に役立ちます。また、ビタミンDには抗うつ作用もあると言われています。(※5)
③ビタミンE
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞膜やLDLコレステロールを酸化ストレスから守ります。LDLコレステロールが酸化すると、動脈硬化や高血圧の原因となるので、ビタミンEの摂取は妊娠高血圧症候群の予防にも効果的です。なお、ビタミンEは体内でビタミンCと協力して働くため、バターと一緒にビタミンCの多い果実や芋類などを食べるのがおすすめです。(※6)
④カルシウム
乳製品であるバターには、カルシウムも含まれています。カルシウムは、骨や歯の構成成分となる他、神経伝達や筋肉の収縮に関わるミネラルです。妊娠・授乳期に十分なカルシウムを摂取すると、老後の骨粗鬆症を予防できると言われています。(※7)
妊婦(妊娠中)にもおすすめなバターを紹介!
妊娠中は、成分にこだわって作られたバターを選ぶこともポイントです。ここでは、妊婦でも安心して食べられるおすすめのバターを紹介します。
①グラスフェッドバター
グラスフェッドバターとは、牧草のみを食べて育った牛のミルクから作られたバターです。通常のバターより不飽和脂肪酸の量が多く、高血圧や動脈硬化の発症リスクが低いと言われています。また、ビタミンを多く含むのも嬉しいポイントです。
②よつ葉バター(食塩不使用)
北海道産の牛乳を使用したよつ葉バターは、濃厚なコクが感じられることで人気の高い商品です。食塩不使用タイプを選ぶと、塩分の摂取量を抑えることができ、妊娠高血圧症候群を予防することができます。また、妊娠中のむくみが辛い人にもおすすめの商品です。
③オーガニックギーバター
ギーとは、バターを煮詰めて糖質や水分などを取り除いた純度の高いバターオイルです。原材料にはグラスフェッドバターを使用するため、質の良い油として注目されています。ただし、食べ過ぎるとカロリー過多になるのでバターと同様に1日12g程度に抑えてください。