妊婦にサバNGは嘘!おすすめの魚!水銀・BPAの懸念や栄養について紹介!
妊婦(妊娠中)はサバを食べても大丈夫か知っていますか?実は、生・刺身やシメサバではなく加熱ならおすすめの魚です。今回は、妊婦(妊娠中)にサバを食べてもいいのかを、食べる際の注意点・<水銀・サバ缶のBPA>などの懸念点とともに紹介します。妊婦に良いサバの栄養や、レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①サバ缶を使ったトマトパスタ
サバ缶と玉ねぎとほうれん草をトマト缶で煮込むレシピで、妊婦が1日に必要とする鉄分とカルシウムの半分を摂取できます。にんにくを効かせることで醤油の使用量を減らす、妊娠中におすすめの減塩レシピとしても人気です。
②サバの南蛮漬け
サバを揚げずに焼いたものを南蛮漬けにすることで、カロリーを抑えた妊娠中にピッタリのレシピです。糖質量を減らすために砂糖ではなくメープルシロップを使い、玉ねぎやにんじんなどの野菜でカサ増しし、さっぱりと食べられます。
③サバの生姜煮
サバの匂いが苦手な人でも食べやすく、赤ちゃんに必要なDHAとビタミンDがしっかり摂取できるレシピです。焼き色をつけたサバを煮る際に調味料とともに薄切りにした生姜を加えることで、臭みが消えます。赤パプリカも一緒に煮るので、サバの旨味がしみ込み美味しいです。
妊婦がサバ以外にも妊娠中に気をつけるべき食べ物は?
妊娠中は量に関わらず、以下のように控えた方がよい食べ物があるので注意が必要です。
・生魚
・生肉
・生卵
・ナチュラルチーズ
・生ハム
・ローストビーフ
・肉や魚のパテ
上記の食べ物はしっかり加熱されておらず、食中毒や感染症を発症するリスクがあるので控えるのが原則です。また、前述した水銀を多く含む魚についても注意が必要で、厚生労働省はマグロやキンメダイなど水銀の多い魚の摂取量を、1週間で80g以内までに抑えるよう推奨しています。
さらに妊娠初期には動物性ビタミンAが豊富なレバーやうなぎを食べ過ぎると、胎児の形成異常が起こる確率が上がるので気をつけましょう。(※11)
(*妊娠中のナチュラルチーズや生ハムについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦や妊娠中のサバは食べ方に気をつけよう
サバには妊娠中の女性にもお腹の赤ちゃんにもよい、様々な栄養素が含まれています。一方でサバばかり食べてると、胎児に悪影響が及ぶ心配が増えます。1日の食事の栄養バランスを考慮しながら、サバの栄養素を活用できるように食べ方に注意するとよいでしょう。