妊婦・妊娠中はいくらを食べても大丈夫?おにぎりでもNG?食べてしまったら?
妊娠中・妊婦はいくらを食べても大丈夫なのでしょうか?〈おにぎり・寿司・海鮮丼〉などで食べる機会がありますね。今回は、妊娠中にいくらを食べても大丈夫かを、〈リステリア菌・むくみ〉など避けるべき理由や〈胎児・妊婦〉への影響とともに紹介します。妊娠中・妊婦がいくら食べてしまった場合の対処法やどうしても食べたい場合の食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊娠中・妊婦はいくらを食べても大丈夫?おにぎりならOK?
- 妊娠中・妊婦はいくらは避けた方が無難
- 妊娠中・妊婦がいくらを避けるべき理由は?どんな影響がある?
- ①リステリア菌に感染する可能性
- ②ビタミンAの過剰摂取
- ③塩分過多によるむくみ
- ④アニサキスに感染するリスク
- ⑤食品添加物の危険性
- ⑥カロリーが高く太る
- 妊婦・妊娠中にいくらをどうしても食べたい場合の安全な食べ方は?
- ①いくらを食べる量を1日に10g程度の少量に留める
- ②加熱してから食べる
- 妊娠中・妊婦がいくらを食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法は?
- 心配な場合は病院に行くのが安心
- 妊婦がいくら以外にも妊娠中に気を付けるべき魚卵はある?
- 妊婦や妊娠中のいくらはなるべく避けよう
たらこなどと比較すると、いくらのカロリーは倍になります。カロリーが高いことも問題ですが、いくらは醤油漬けにしたり、ご飯がすすむ味付けなので、つい食べすぎてしまうこともあるでしょう。体重が増えると、内臓への負担や腰痛、出産が長引くなどのリスクがあり、妊娠中は注意が必要です。(※7)
妊婦・妊娠中にいくらをどうしても食べたい場合の安全な食べ方は?
いくらは妊娠中に食べると心配なリスクがありますが、どうしても食べたい時もあります。妊娠中でも、いくらを食べることは可能なのでしょうか。ここでは、どのように注意すればいくらを安全に食べられるのか説明します。
①いくらを食べる量を1日に10g程度の少量に留める
軍艦巻きのいくら1個分で約10gです。どうしても食べたい時はこの量を目安にするとよいでしょう。また食べる頻度にも気を付けて、毎日食べることがないようにしましょう。
②加熱してから食べる
リステリア菌やアニサキスによる食中毒を予防するため、いくらを食べる前に加熱してから食べましょう。75度以上の温度で、数分間加熱するのが適切な方法です。
妊娠中・妊婦がいくらを食べてしまった・食べ過ぎた場合の対処法は?
十分に気をつけていたとしてもうっかり食べてしまったという場合、どのように対処するべきでしょうか。ここでは、妊娠中にいくらを食べてしまった・食べ過ぎてしまった場合の対処法を紹介します。
心配な場合は病院に行くのが安心
いくらを食べてしまった場合や、食べすぎてしまった場合、リスクを考えると心配になります。何か症状がある場合はすぐにかかりつけの病院に行きましょう。症状がない場合でも、不安を感じているようであれば、病院で相談してみましょう。
妊婦がいくら以外にも妊娠中に気を付けるべき魚卵はある?
妊婦は、いくら以外にも気をつけるべき魚卵があります。
・たらこ
・筋子
・数の子
・カラスミ
・キャビア
魚卵は塩蔵されていることが多く、塩分の取りすぎに注意が必要です。筋子など、生の魚卵には食中毒の危険があります。いくらと同じく、食べる際には少量を加熱してから食べましょう。
(*妊娠中のたらこについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦や妊娠中のいくらはなるべく避けよう
妊娠中の妊婦は、免疫力が下がりむくみやすくなりがちです。いくらを食べたくなったら、赤ちゃんや母体に影響するリスクがあることを考え、少量を加熱して食べましょう。不安がある場合は、出産してからゆっくり楽しむことをおすすめします。