ホルモンを食べ過ぎると下痢・腹痛に?生焼けが危険?体に良い効果も紹介!

ホルモンを食べ過ぎると下痢・腹痛になるのはなぜでしょうか?生焼けには特に注意が必要です。今回は、ホルモンの食べ過ぎるによる<下痢・腹痛・痛風・太る>などの体に悪い効果や、逆に体に良い効果を紹介します。ホルモンはどのくらいが食べ過ぎになるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 焼肉のホルモンを食べ過ぎると?体に悪いって本当?
  2. ホルモンを食べ過ぎると下痢・腹痛になる?原因は?
  3. ①脂肪分が多く胃腸に負担がかかる
  4. ②生焼けによる食中毒
  5. ③食事中のアルコールの飲み過ぎ
  6. ホルモンを食べ過ぎると他にも体に悪い影響が?病気になる?
  7. ①プリン体過多による痛風・病気
  8. ②脂質・カロリー過多で太る
  9. ホルモンは1人前100gを目安に食べよう
  10. ホルモンを食べるメリットもある?体に良い効果は?
  11. ①免疫力向上
  12. ②疲労回復・スタミナ強化
  13. ③骨・歯の強化
  14. ④代謝向上
  15. ホルモンの食べ過ぎに注意
ホルモンの部位別のカロリー一覧表【低い順】ダイエット効果や太りにくい食べ方のコツを紹介!

ホルモンは1人前100gを目安に食べよう

ホルモンは1人あたり100gを目安に食べるようにしましょう。カロリーと脂質が高く、脂肪やプリン体による下痢や痛風などの症状を避けるためには、予めホルモンを食べる量を決めておくことが大切です。ホルモンに限らず、一般的に生肉の100gは約8切れに相当するので参考にしてください。

ホルモンを食べるメリットもある?体に良い効果は?

ホルモンは食べ過ぎるとデメリットが多く、体に良い効果が低く感じられます。しかし例として、レバー100gには以下の栄養素が含まれています。

・たんぱく質:19.6g
・脂質:3.7g
・ビタミンA:1,100μg
・ビタミンB2:3.00mg
・ビタミンB12:53.0μg
・ビタミンC:30mg
・リン:330mg
・マグネシウム:17mg
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。

ホルモンは体の機能を保つために必要な、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富です。また、ホルモンはたんぱく質が豊富で、1食あたりの推奨するたんぱく質を摂取できます。ホルモンに含まれるこれらの栄養素が、適量であれば体に良いメリットを4つ紹介します。

①免疫力向上

免疫力を高めるビタミンAとビタミンCや、体内の免疫機能を正常に保つたんぱく質がホルモンには多く含まれています。ビタミンAは目や皮膚における粘膜の機能を正常に保ち、ビタミンCは風邪などのウィルスに対する抵抗力を高めるのに効果的です。

なお、ビタミンAは1日の摂取目安量をレバー100gで摂取できます。しかし、食べ過ぎるとめまいや肝機能障害などを引き起こす恐れがあるので注意しましょう。(3、4、5)

②疲労回復・スタミナ強化

ホルモンは疲労回復やスタミナ強化に効果的な食べ物です。脂質などの代謝に効果的なビタミンB2や、エネルギー源として重要なアミノ酸を効率良く代謝するビタミンB12が、ホルモンには多く含まれています。また、ビタミンB2はホルモンの部位で人気が高いハツを100g食べることで、1日の摂取目安量の半分を摂れるので参考にしてください。(※6、7)

③骨・歯の強化

骨や歯の強化に役立つリンや、マグネシウムなどのミネラルがホルモンには多く含まれています。レバー100gのリンやマグネシウムの含有量は、栄養豊富な卵2個分に相当するため、ホルモンは骨や歯を健康的に保つのに効果的です。(※8、9)

④代謝向上

ホルモンは代謝を向上させるため、カロリーを効率良く消費し、体機能を正常に保つ効果のある食べ物です。脂質などの代謝に必要なビタミンB2や、体の新陳代謝に不可欠な核酸の代謝を促すビタミンB12が、ホルモンには豊富に含まれています。

ホルモンの食べ過ぎに注意

カロリーや脂質が多いホルモンを食べ過ぎると、下痢になったり太ったりする恐れがあります。ホルモンは1人前100gを心がけ、アルコールの飲み過ぎに注意した上で、焼き肉以外にもつ煮やもつ鍋などの色々な食べ方のあるホルモンを美味しく食べましょう。

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