金時豆の栄養成分・効能は?食べ過ぎNG?煮汁も一緒に食べるべき?

金時豆に含まれる栄養成分を知っていますか?今回は、金時豆の栄養成分・効能に加え、食べ過ぎによる副作用を紹介します。〈煮汁を捨てない〉など、金時豆の栄養価を効率的に摂れる食べ方やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 金時豆はどんな食材?
  2. 金時豆はインゲン豆の一種
  3. 小豆と金時豆の違い
  4. 金時豆の栄養成分と効果・効能は?
  5. ①食物繊維
  6. ②ポリフェノール
  7. ③カリウム
  8. ④マグネシウム
  9. ⑤ビタミンB1
  10. 金時豆の栄養成分を効率よく摂れる食べ方は?
  11. 煮汁・茹で汁も捨てずに活用する
  12. 金時豆を食べる際の注意点は?食べ過ぎNG?
  13. 腹痛や下痢の原因になるため食べ過ぎない
  14. 金時豆の栄養が摂れるレシピのおすすめ
  15. ①定番の甘煮
  16. ②美味しいヘルシーパスタサラダ
  17. ③チリコンカン
  18. 金時豆は栄養豊富な食材

カリウムは血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加につながる栄養素です。また血糖値を下げる効果もあります。食べ過ぎると不整脈や心停止の原因にもなるので気を付けましょう。(※4)

④マグネシウム

含有量(10g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
150mg 340mg 44%

マグネシウムは肥満改善や、血糖値を下げる効果があるとされています。神経の興奮をしずめる精神安定の働きを持ち、摂取量が多いと糖尿病の発症リスクが低くなることも言われています。(※5)

⑤ビタミンB1

含有量(10g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
0.64mg 1.4mg 46%

豆類はビタミンB1を多く含む代表的な食材です。ビタミンB1には体内の糖質を分解してエネルギーに変える作用があります。不足すると疲れやすくなったり、手足のしびれやむくみ・食欲不振などの原因となります。(※6)

金時豆の栄養成分を効率よく摂れる食べ方は?

栄養豊富な金時豆の栄養成分を効率よく摂るためにはどのような食べ方がよいでしょうか。煮る・ゆでるなどの行程で低下する栄養素も中にはあります。

煮汁・茹で汁も捨てずに活用する

栄養成分が残った貴重な煮汁の活用方法を以下で紹介しますので、余すことなく活かしましょう。

・ゆで汁をスープ、味噌汁に入れて、だしとして使う
・煮汁と煮豆に豆乳を加えて飲む
・甘煮の煮汁を寒天で固めて、羊羹にする


金時豆に限らず豆類は水で戻し、ゆでる・煮込むのが一般的な調理法です。しかし、その残った煮汁・ゆで汁には豆から溶けだした豊富な栄養が残っているので、捨てたりせず上記のような方法で上手に活用しましょう。

金時豆を下茹でしたゆで汁には、ほのかな豆の味が残った出汁が出ているので、味噌汁やご飯だけでなくいろんな料理に使えます。甘煮の煮汁に豆乳を加えて飲むことで栄養を余さず摂ることもできます。残った煮豆を入れて寒天で固めれば、手軽に手作り和菓子が楽しめるので試してみてください。

金時豆を食べる際の注意点は?食べ過ぎNG?

金時豆は煮豆にして食べるのが一般的です。甘くて食べやすいのでついつい手が伸びてしまいますが、その際注意することはあるのでしょうか。また食べ過ぎると身体に良くないのでしょうか。気になる方は参考にしてください。

腹痛や下痢の原因になるため食べ過ぎない

食物繊維は摂り過ぎるとお腹をこわしてしまいます。金時豆には食物繊維が豊富に含まれているためです。腸内環境を整え美肌にも効果的な食物繊維ですが、食べ過ぎてしまうと、かえって腸に刺激を与え過ぎ、腹痛や下痢の原因になってしまいます。他の食材とも合わせて食物繊維の摂り過ぎにならないよう気を付けましょう。

金時豆の栄養が摂れるレシピのおすすめ

金時豆は豆類の中でも栄養価の高い食材です。面倒と思われがちな煮豆の意外と簡単なレシピから市販品のアレンジまで紹介しますので、挑戦してみてください。

①定番の甘煮

関連する記事