ユキノシタ（雪の下）に毒性はある？効果効能や美味しい食べ方も紹介！

湿疹や腫物にはユキノシタの生葉のしぼり汁に含まれる抗菌作用が効き、炎症が和らぎ改善されると言われています。また、葉を火であぶり軟らかくしたものを、火傷やしもやけなどの患部に当てて治癒させる活用法もあったようです。

ユキノシタの葉にはアルブチンと言うメラニン色素の生成を抑制させる成分を含み、美白作用があります。葉から抽出したユキノシタエキスは、美白作用に加え抗炎症作用もあるのでさまざまな化粧品に活用されており、手作り化粧水に混ぜて使う人もいるようです。

ユキノシタは日本の広い地域で身近に生息している山野草であり、採取しやすい山菜です。有毒な植物では全くなく、食べることによりさまざまな効果が期待できます。ここでは、ユキノシタの食べ方・レシピを紹介します。

葉の表面には衣は付けず、裏面にのみ付けて短時間で揚げると、見栄えが良く仕上がります。揚げている間に葉が膨張してしまうのを避けるために、楊枝で穴をあけておくのがおすすめです。

ユキノシタの葉に苦みはあまりないので長く茹でる必要はなく、茹で時間は1分ほどの短めがおすすめで、短時間で簡単に作れる一品です。茎の部分の厚く固い箇所が気になる場合は、切り落としても問題ありません。

冷製パスタなので炒めた材料は冷蔵庫で冷やし、茹で上がったパスタは十分に流水で締めてください。春の野草であるユキノシタを生かし、この季節ならではのパスタを味わうのもおすすめです。