パイナップルで腹痛・胃痛に?アレルギーが原因?対処法など紹介!
パイナップルアレルギーで腹痛・胃痛になるのでしょうか?実は原因はアレルギー以外の可能性もあります。今回は、パイナップルで腹痛・胃痛が起こる<アレルギー・ブロメリン>などの原因や、<乳製品を食べる・飲む>などの対処方法を紹介します。パイナップルアレルギーによる腹痛を防ぐ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
腹痛が起きてしまったら、お腹を温めてみましょう。お腹を温めると消化器の筋肉の緊張が和らぎ、痛みが軽くなることがあります。温めるには、カイロや湯たんぽなどがおすすめです。温めても痛みが変わらず、強くなるような場合は温めるのをやめて早めに病院を受診してください。
④楽な体勢で安静にする
腹痛があるときには、痛みを和らげるシムス位をとりましょう。シムス位とは、横向きに寝て体を少しうつ伏せにするようにします。膝を曲げ抱き枕やクッションに抱きつくような姿勢になります。お腹を守るような安心感があり、リラックスできます。シムス位をとりながら、カイロや湯たんぽでお腹を温めるのもおすすめです。
パイナップルによる腹痛・胃痛を防ぐ方法は?
美味しいパイナップルを食べるなら、腹痛の心配をせず食べたいものです。腹痛や胃痛を予防するにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは食べるときの注意点や、パイナップルの選び方を紹介します。
①食べ過ぎない
パイナップルは栄養価が高く抗炎症作用などもあり健康にいい果物ですが、食べ過ぎに注意が必要です。大量に食べすぎると、ブロメリンという消化酵素の影響で舌がピリピリしたり、腹痛が起こることがあります。糖分もあるので、パイナップルを食べすぎると太る原因にもなります。カットパインであれば、10切れほどを目安に食べるのが適量です。
(*パイナップルの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②加熱してから食べる
ブロメリンは、生のパイナップルに含まれています。たんぱく質を消化する力が強いですが、熱には弱く60度以上の熱で加熱するとブロメリンの効果が失われます。腹痛を予防するには、60度以上の熱を数分加えてから食べるか、高温処理されているパイナップルの缶詰をおすすめします。レンジで1~2分温めたり、ジャムにしたりするのもおすすめです。
③完熟したものを食べる
腹痛や胃痛を防ぐには、完熟したパイナップルがおすすめです。完熟したパイナップルを見分ける方法を紹介します。
・葉の色が濃い緑
・下の方が膨らんでいる
・甘い香りがする
・底の部分を押して少し柔らかさを感じる
完熟したパイナップルは、ブロメリンの量が減るので腹痛や舌がピリピリするのを感じにくくなります。ブロメリンの作用を避けたい場合は、スーパーで熟したパイナップルを選ぶようにしましょう。パイナップルは追熟しないため、購入する時点で熟しているか記事を参考に確認してみてください。
(*食べごろのパイナップルについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
パイナップルアレルギーで腹痛になる可能性があるので注意
パイナップルを食べて腹痛がおきる原因の1つにアレルギーの影響があります。パイナップルアレルギーは花粉症やラテックスアレルギーとも関連があるため、心配な人はアレルギー検査を受けた上で安全に食べましょう。また、完熟したパイナップルを選んだり加熱したりするなど、工夫して美味しく安全に食べましょう。