冷凍牡蠣であたるって本当?カキフライ・加熱後でも?原因と対策を紹介!

冷凍の牡蠣でもあたることがあるのを知っていますか?食中毒が心配ですよね。今回は、冷凍の牡蠣で<ノロウイルス・腸炎ビブリオ>などにあた流可能性はあるのかを紹介します。冷凍の牡蠣にあたるのを防ぐ方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 冷凍の牡蠣にあたることはある?
  2. 冷凍牡蠣や冷凍カキフライでもあたる可能性は十分にある
  3. 冷凍の牡蠣にあたる原因は?
  4. ①加熱不足
  5. ②貝毒
  6. ③牡蠣にあたりやすい人が食べた
  7. ④調理器具に菌が付着していた
  8. 冷凍の牡蠣にあたるのを防ぐには?
  9. ①中心温度85度以上で90秒以上加熱する
  10. ②生で食べる場合は生食用と加熱用を確認する
  11. 冷凍の牡蠣にあたった時の対処法は?
  12. 水分補給をして場合よっては医療機関を受診
  13. 冷凍の牡蠣でもあたることがあるので注意

冷凍の牡蠣にあたることはある?

牡蠣は冬が旬の食材で人気があるものの、食中毒や食あたりにならないよう注意が必要な食材でもあります。ここでは、調理した冷凍の牡蠣を食べてあたることはあるのかどうか説明します。

冷凍牡蠣や冷凍カキフライでもあたる可能性は十分にある

牡蠣は冷凍されたものでも、食中毒になる可能性は大いにあります。牡蠣の中のノロウイルスは、冷凍させても死滅しないからです。冷凍のカキフライも同様にノロウイルスは死滅しないため、食中毒になる可能性があり、注意が必要です。(※1)

(*カキフライであたるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

カキフライであたるの?冷凍でも?食中毒の症状や何時間後に現れるのか解説!

冷凍の牡蠣にあたる原因は?

冷凍の牡蠣やカキフライを食べて食中毒になると考えると、食べるのが怖くなってしまいます。ここでは、冷凍の牡蠣にあたる原因にはどのような理由があるのか解説します。

①加熱不足

牡蠣による食中毒で最も件数が多いのは、ノロウイルスによるものです。ノロウイルスは低温に強いウイルスで、温度が低い状態が続くと生存し続けることが可能です。そのため、牡蠣を調理して食べるときに加熱不足で低温の箇所が残ると、ノロウイルスも生存し続けてしまいます。

また腸炎ビブリオは、水温が15℃以上の環境で活性化するといわれています。至適温度域は35~37℃であるため、牡蠣の調理時に加熱不足でこの温度帯になってしまえば、腸炎ビブリオによる食中毒の可能性も高まります。(※2)

②貝毒

貝毒とは、アサリや牡蠣などの二枚貝が植物プランクトンを食べることにより、牡蠣の体内にプランクトンの毒を蓄積する現象のことを指します。加熱で失活するノロウイルスと違い、貝毒は加熱によって毒性が失われません。

貝類の生産海域では、貝毒の検査が行われています。食品衛生法の規制値を超える貝毒が確認された場合には、出荷をすることができなくなっています。そのため市場で出回っている貝類は、貝毒の可能性が極めて低いのです。(※3)

③牡蠣にあたりやすい人が食べた

牡蠣のノロウイルスや腸炎ビブリオによる食中毒は、食べる人の免疫力によりあたりやすい・あたりにくいがあり、体調不良のときは牡蠣にあたりやすくなるといわれています。また子供やお年寄りなどは一般的に成人よりも免疫力が低いため、牡蠣にあたりやすいです。

④調理器具に菌が付着していた

牡蠣の調理で使用したまな板や包丁などは、そのまま別の食材を切るために使い回すのは厳禁です。牡蠣以外の食材を扱う場合は、牡蠣の前にまな板や包丁を使うか、牡蠣を乗せたあとに使用したい場合は、しっかりと消毒しましょう。

(*牡蠣にあたる原因と確率について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

牡蠣にあたる原因・確率は?症状別の対処法や予防・対策の仕方も紹介!

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