パイナップルで胃が痛い・吐き気が…なぜ?アレルギー?治し方・対処法を紹介!
パイナップルで胃が痛いのはなぜか?食べ過ぎなのでしょうか?今回は、パイナップルで胃が痛いのはなぜかや、〈牛乳など乳製品を摂る・加熱する〉など治し方・対処法を紹介します。パイナップルで激しく胃が痛い・吐き気がある場合はアレルギーの可能性あるので気をつけてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
パイナップルで胃が痛いのはなぜ?食べ過ぎ?
パイナップルを食べると胃がムカムカしたり、胃が荒れるように感じたりする人がいます。パイナップルを食べて胃もたれしたり胃が痛くなったりするのは、食べ過ぎが原因なのかが気になるところです。ここでは、パイナップルを食べると胃痛が起こる原因を説明します。
パイナップルに含まれるプロメラインが胃の粘膜を溶かすのが原因
パイナップルを食べて胃が痛いと感じる原因は、プロメラインと呼ばれる酵素が胃の粘膜を溶かすからです。プロメラインは化学物質の一種でタンパク質を分解す働きを持つ一方で、胃や食道の粘膜まで溶かしてしまいます。少量のパイナップルを食べる分には感じにくくても、食べ過ぎるとプロメラインが胃に悪影響を及ぼすのです。(※1)
(*パイナップルで腹痛や胃痛が起こる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
パイナップルで胃が痛いのを避けるには?
パイナップルの賞味期限が近付いているなど、早めに食べきりたい時もあります。パイナップルを食べて胃が痛い思いをしなくて済むよう、対処法を覚えておくと便利です。ここではパイナップルを食べても、胃が痛い思いをしなくて済むための対策を紹介します。
①パイナップルを食べる前に加熱する
胃が痛い思いをしたくないなら、パイナップルを食べる前に加熱しましょう。タンパク質の分解酵素であるプロメラインは熱に弱い性質を持つので、60度以上に加熱してから食べると胃痛を感じることはなくなります。パイナップルは加熱すると食べやすくなるので、大量消費したい時におすすめの方法です。
②パイナップルと乳製品を一緒に食べる
パイナップルを食べる時に一緒に乳製品を摂ることも、胃痛の予防効果が高まります。牛乳やヨーグルトなどの乳製品にはタンパク質が含まれているので、パイナップルに含まれるプロメラインと結合してくれるからです。しかしパイナップルと牛乳の組み合わせは苦味を感じやすくなるので、子供に食べさせる時には注意しましょう。
パイナップルで胃が痛い場合の対処法・治し方は?
パイナップルを食べた後で胃が痛いと思った時、より早く回復する方法を知っておくと便利です。プロメラインと呼ばれるタンパク質の分解酵素の働きを、弱める方法はないのかが気になるところです。ここでは、パイナップルを食べて胃が痛い時の対処方法を説明します。
①牛乳など乳製品を摂る
パイナップルを食べて胃が痛い時には、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を摂りましょう。前述したように乳製品にはタンパク質が含まれているので、消化酵素であるプロメラインと結合することで食道や胃の粘膜にかかる負担が軽減すると考えられます。それでも治まらない場合は、胃腸薬を飲んでみるのも方法の1つです。