妊婦・妊娠中のすき焼きは危険?生卵の代わりや安全な食べ方を紹介!
妊婦・妊娠中はすき焼きを食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、妊婦や妊娠中にすき焼きを食べてもいいのかを、〈トキソプラズマ症〉など懸念点や、生卵の代わりの食材とともに紹介します。妊婦(妊娠中)にすき焼きを食べる際の注意点や食べてしまった場合の対処法も参考にしてみてくださいね。
目次
妊娠中・妊婦でも安心なすき焼きの生卵の代わりの食材は?
妊娠中でもすき焼きを食べたいときに、生卵の代わりに使える食材はあるのでしょうか。ここでは、生卵の代わりになるおすすめの食材と、その味わいについて紹介します。
①とろろ
関西の有名すき焼き店では、鍋の中にとろろを入れたすき焼きがあるほど定番の組み合わせのようです。生卵の代わりに出汁実に溶いたとろろを絡めて食べることで、口当たりも柔らかく優しい味わいになります。山芋には食物繊維が豊富なので、妊娠中の便秘解消にも役立ちます。
ただし、便秘症状がない人が食べ過ぎると、腹痛や下痢などを引き起こす可能性もあるので注意してください。
②大根おろし
老舗すき焼き店では、みぞれすき焼きというのがメニューにあるほどで、すき焼きと一緒に大根おろしが出てくるお店も少なくありません。濃い味の割り下とサッパリした大根おろしの相性は抜群で、生卵の代わりに使うのにおすすめです。大根おろしには、血圧を正常化する効果やダイエット効果があるため、妊娠中の健康維持にも適しています。
③豆乳
豆乳鍋があるくらいなので、肉や野菜と豆乳は相性が良いことが分かります。生卵の代わりにすき焼きにつけると、クリーミーでマイルドな味わいになって美味しくいただけます。ただし妊娠中は、豆乳に含まれる大豆イソフラボンを過剰に摂取することで、ホルモンバランスが崩れ赤ちゃんの発達に影響を及ぼす可能性があるため、食べ過ぎには気を付けましょう。
④出し汁
カツオや昆布の出し汁につけることで、すき焼きの濃い味が薄まって食べやすいだけでなく、野菜や肉の旨味をしっかり感じることが出来ます。出し汁の濃さも調節することが出来るため、塩分を気にしている妊婦さんが生卵の代わりに使うのにおすすめです。
⑤梅ソース
さっぱりとすき焼きを食べたい時は、梅肉を出汁に混ぜて作る梅ソースを生卵の代わりに使ってみましょう。すき焼きは和風の甘辛味なので、梅干しの酸味との相性も抜群です。妊娠中のつわりで酸味のあるものが食べたい時や、食欲が落ちている時にも食べやすくなります。
妊婦がすき焼きを食べ過ぎた場合の対処法は?
妊娠中にすき焼きを食べ過ぎた時や、生卵を食べちゃったという場合は赤ちゃんへの影響が心配になりますここでは、妊婦がすき焼きの食べ過ぎや生卵を食べてしまった時の対処法について紹介します。
心配な場合は病院に行くのが安心
生卵を食べてしまった場合、体調不良など症状が出ていない場合でも赤ちゃんへの万が一の影響を考えて病院へ行っておくのが安心です。すき焼きを食べることには問題ありませんが、食べ過ぎて血圧などに影響が出ている場合は病院で適切な判断をしてもらうことが、リスク軽減に繋がります。