美酢（ミチョ）を飲むタイミングは寝る前が効果的？1日の摂取量なども紹介！

酢酸には血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるため、食事中や食後に美酢を飲むことで、糖の吸収を抑え脂肪の蓄積を防ぐことができます。また、美酢のビタミンCやポリフェノールなど抗酸化作用の強い成分が、糖尿病のリスクを低下させることも明らかになっています。（※6、7）

美酢に含まれるアミノ酸には脂肪燃焼効果があるので、運動前に美酢を摂取することで、運動の効果をより高めることができます。美酢を飲むことで脂肪燃焼にかかる時間を短くする効果もあり、運動を開始する30分前に飲むのが最も効率が良いです。運動する直前に飲むと気分が悪くなることもあるので注意して下さい。（※8）

運動後にクエン酸を含む美酢を飲むと疲労回復に役立つでしょう。クエン酸は疲労を軽減させるほか、筋肉痛の原因となる乳酸の分解を促します。疲労回復にはアミノ酸と共にエネルギーの元になる糖分を摂取するのが良いですが、美酢にはフラクトオリゴ糖が含まれているため、より効果的に運動後の回復を図ることができます。

入浴後に美酢を摂取することで、よりアミノ酸による脂肪燃焼効果を享受できます。入浴後は血行が促進され体温が上がるため、基礎代謝が上昇しエネルギーを消費しやすい状態です。美酢で入浴中に出た汗で失われた水分を補給しつつ、脂肪燃焼効果をさらに向上させることができます。さらに、老廃物を排出するデトックス効果やダイエット効果もあります。

美酢には、健康やダイエットなどに嬉しい効果があることがわかりましたが、より効果的な飲み方で美酢を楽しみたい人は多いでしょう。ここでは、美酢の効果的な飲み方や注意点について紹介します。

美酢はマイルドな口当たりで飲みやすく、牛乳や酒などと合わせて飲んでも美味しいことから飲み過ぎには注意が必要です。ダイエットや健康に良い美酢ですが、合わせる飲み物のカロリーや量を飲み過ぎることで太ってしまうこともあります。飲む量は1日15〜30ml程度に抑えるようにし、ダイエットの妨げにならないようにしましょう。

美酢は飲みやすさが特徴ですが、そのまま飲むと酸味が強く飲みづらいと感じることもあるので薄めて飲むと良いでしょう。また、そのまま飲むと胃やのどの粘膜が荒れてしまい、本来健康に良い美酢で体調不良を起こしてしまうこともあります。薄めて飲むことで胃やのどを守り、美味しく毎日続けられるのでおすすめです。

美酢には食欲増進の効果があるので、食前に飲むことが避けるようにしましょう。食前にあっさりとして飲みやすい美酢を飲むことで唾液の分泌が促され、酸味によって味覚や嗅覚を刺激し、食欲が湧きます。夏バテなどで食欲がない時には良いですが、ダイエット中や健康を意識する人には不向きなので注意が必要です。

美酢は酢と同じで、酸味が強いため胃やのどの粘膜が荒れる可能性があります。特に空腹時はバリアが薄くなっているので、薄めた美酢でも胃やのどの状態によっては荒れることがあるので避けるようにして下さい。どうしても美酢を飲みたい場合は、何か食べてから飲むようにすると良いでしょう。