スパム肉は危険で体に悪い?添加物・塩分量が多い?安全な食べ方を紹介!

スパムの肉は危険で体に悪いのでしょうか?今回は、スパムの缶詰が危険・体に悪いと言われる<添加物・塩分量が高い>などの理由を紹介します。スパムの食べ方の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. スパムの缶詰は危険で体に悪い?そもそも何の肉か怪しい?
  2. スパムとは豚肉を加工した食べ物で肉自体に危険はない
  3. ただしスパムが体に悪いと言われる理由は他にある
  4. スパムが体に悪いと言われる理由は?
  5. ①添加物が含まれている
  6. ②塩分が多い
  7. ③カロリー・脂質が高い
  8. スパムを食べる際の注意点は?
  9. ①1日に食べる量は1/3個を目安に塩分とカロリーに気を付ける
  10. ②無添加の商品を選ぶのもおすすめ
  11. スパムには食べるメリット・体に良い効果もある?
  12. ①カロリーは高いが糖質が少ない
  13. ②高タンパク
  14. スパムを食べる際は量に気をつけよう

スパムの缶詰は危険で体に悪い?そもそも何の肉か怪しい?

スパムとはランチョンミートと呼ばれる缶を使った加工食品の一種です。日本では沖縄でよく食べられていますがあまり馴染みのない人も多いです。今回は、スパムの缶詰は危険で体に悪いのかどうかを中心に紹介していきます。

スパムとは豚肉を加工した食べ物で肉自体に危険はない

スパムは原料の豚肉を調味料で味付けして缶に入れ、高温で加熱殺菌加工して作られています。主原料は豚肉なので肉自体は安全で危険性はありません。食べ方としては、すでに調味加熱されているのでそのまま食べることができます。また、他の食材とあわせて炒めて食べたり、おにぎりの具にしたりすることもできます。

(*スパムについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

スパムとは何の肉?コンビーフと違いは?値段・味・レシピなど比較し紹介!

ただしスパムが体に悪いと言われる理由は他にある

スパムが体に悪いと言われているのは肉そのものに原因があるのではなく、加工段階で入れられる添加物や塩分、脂質の多さやカロリーの高さによるものです。

スパムが体に悪いと言われる理由は?

スパムは食品ですから安全性は特に気になります。ここでは、スパムにどんな添加物が含まれているのか、塩分や脂質の量、カロリーの高さはどのくらいかを具体的に説明します。

①添加物が含まれている

鮮やかで美味しそうな色にしたり、減塩したりするためにスパムには添加物が含まれています。含まれている添加物は以下の通りです。

【通常のスパム】
・加工でん粉
・亜硝酸ナトリウム

【減塩のスパム】
・加工でん粉
・亜硝酸ナトリウム
・塩化カリウム
・アスコルビン酸ナトリウム
・リン酸ナトリウム

添加物というと体に悪いというイメージがありますが、食感を良くしたり菌の繁殖を抑えたりする効果もあります。また、安全性を担保するため、使ってよい種類や量は規定されています。大量に摂取し続ければ影響が出る可能性もありますが、添加物が入っているからスパムを食べるとすぐに体に悪い影響が出るというわけではありません。

(*食品添加物の危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

食品添加物のメリット・デメリットを比較!安全性や使用する問題点を紹介!

②塩分が多い

スパム100gに含まれる塩分は2.2gで、減塩タイプでも1.8gあります。塩分を取りすぎることで起こりうる副作用には、以下のものがあります。

・高血圧
・動脈硬化
・脳梗塞や心筋梗塞
・腎臓病
・胃がん

たまに塩分をとりすぎる程度なら問題ありませんが、長期的に多くとり続けると体に悪い影響が出てくることがあります。持病を持っている方や既に高血圧であったり、腎臓が悪かったりする人はスパムの食べすぎには気を付けましょう。(※1)

③カロリー・脂質が高い

カロリー320kcal
脂質29g

※100gあたり

スパムのカロリーは高く、ショートケーキ1個分とほぼ同じです。豚肉だけでなく牛肉や鶏肉も含めて、バラ肉など脂身の多い一部の肉を除き、ほとんどの肉よりも高くなっています。また、1缶340gでは1,088kcalにも上り、かつ丼を超えカツカレーと同じくらいのカロリーです。

このカロリーの高さは脂質の多さに由来しています。スパムの脂質は100gあたり29gあり、カロリー同様他のほとんどの肉類よりも多いです。同程度の脂質を含む食品の例としては、チーズやフライドポテト、パンで言えばクロワッサン、魚で言えばまぐろの脂身などが挙げられます。

少しでもカロリーや脂質を抑えられるよう、油をひかずに調理する、野菜など脂質の低いものと組み合わせて食べるなど、食べ方に工夫をする必要があります。

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