もずくを食べ過ぎるとどうなる?1日に食べる量の目安はどれくらい?

もずくを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、もずくの食べ過ぎによる(吐き気・便秘)などの悪影響の例を原因とともに紹介します。もずくの1日に食べる量の目安や、適量食べた場合の効果・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. もずくの食べ過ぎに注意?
  2. もずくを食べ過ぎるとどうなる?
  3. ①ヨウ素が甲状腺に悪影響を及ぼす可能性
  4. ②消化不良による便秘・下痢や吐き気
  5. もずくの1日に食べる量の目安はどれくらい?毎日はNG?
  6. もずくは1日20~30gまでを目安に食べよう
  7. もずくは適量なら体にいい?効果・効能は?
  8. もずくは適度な量を食べよう

もずくの食べ過ぎに注意?

身体やダイエットに良いと言われるもずくですが、家庭の食卓や居酒屋でも見かけることが多い食材です。健康のために毎日食べている人も多いかもしれません。しかし、もずくを食べる時に正しい量を知らずに食べ過ぎてしまうと効果を十分に発揮できなくなってしまうこともあります。ここでは、もずくを摂取する際に気を付けるべき点を解説します。

もずくを食べ過ぎるとどうなる?

もずくは健康食品ですが、量を間違えて食べ過ぎてしまうと意外な悪影響を身体に引き起こすことがあります。ではもずくを食べ過ぎてしまうと、身体にどんな影響がでるのでしょうか。

①ヨウ素が甲状腺に悪影響を及ぼす可能性

もずくに含まれているヨウ素は甲状腺機能の低下、という悪影響を与える可能性があります。新陳代謝などの機能を活性化させる効果があるヨウ素は、食べ過ぎてしまうと甲状腺の働きを低下させるので注意が必要です。ただし、ヨウ素から分泌される甲状腺ホルモンは、身体に悪い成分ではないので、適量の摂取は健康のために必要です。(※1)

②消化不良による便秘・下痢や吐き気

もずくに多く含まれる水溶性食物繊維は、食べ過ぎると消化不良による便秘や下痢を引き起こします。食べる人の体質にもよりますが、胃に不調を感じてしまう例もあるのです。

更に、もずくと一緒に食べることの多い酢も量を守れば抗酸化作用やがん予防によい調味料ですが、食べ過ぎると胃痛の原因になってしまいます。胃腸は酢の刺激に弱いので、そのまま飲まずに水で割ったり、スープなど料理に使って摂取するのが推奨されています。(※2、3)

もずくの1日に食べる量の目安はどれくらい?毎日はNG?

もずくの食べ過ぎは私たちの健康に悪影響になりますが、効能を発揮させるためには、1日にどのくらいの量を食べたらいいのでしょうか。以下で詳しく解説していきますので参考にして下さい。

もずくは1日20~30gまでを目安に食べよう

もずくを食べ過ぎない為には、20g~30gを目安として1日に食べるのが理想です。これはスーパーで売られているもずく酢の1~1.5パック分になります。

食べ過ぎが要注意なヨウ素は18歳以上1日0.13mgが推奨されているので、モズク酢の摂取目安を1.5パックにするといい効果を発揮できる正しい量を食べることが出来ます。量さえ守って食べ過ぎなければ、毎日食べても問題はありません。

もずくは適量なら体にいい?効果・効能は?

もずくの食べ過ぎが引き起こす悪い影響をあげていきましたが、適量を毎日食べていくとどんな効果が期待できるでしょうか。もずくに含まれる栄養素は以下の通りです。

【ミネラル】
・ナトリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・カリウム
・ヨウ素

【ビタミン】
・ビタミンA
・ビタミンK

【その他】
・水溶性食物繊維
・フコイダン/アルギン酸

食物繊維は、脂肪や糖質の吸収を抑えるので体重増加を予防しダイエットの効果も期待できます。また、もずくの食物繊維は水溶性なので腸にたまった便を柔らかくして便秘を解消する嬉しい効果もあるのです。ただダイエット目的でもずくを食べる際には、もずく1食分には糖質が約4g含まれているので注意が必要です。

美容面に関しては、もずくの栄養素であるミネラルやビタミンが女性に嬉しい効果を発揮します。ミネラルは肌を保湿して乾燥を防ぎ、髪の健康を促進して抜け毛を予防します。ビタミンはアンチエイジングに効果的な栄養素を含んでいるのです。

もずくに含まれているフコイダンと呼ばれる栄養素には、免疫活性作用効果という働きがあり、体の免疫を強くし、風邪やアレルギーを予防してくれる効果があります。更にβカテロンというビタミンも多く含まれていて、ガン予防にもなります。(※4、5、6、7、8、9、10)

(*もずくの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

もずくの栄養素と効果・効能は?食べ過ぎるデメリットに要注意?

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