貝ひもの栄養価・効果やカロリーは?食べ過ぎはNG?1日の適量も紹介!
貝ひもに含まれる栄養成分を知っていますか?カロリーはどれぐらいなのでしょうか?今回は、ホタテの貝ひもの栄養成分・効果やカロリーを、栄養価を効率的に摂れる食べ方・レシピとともに紹介します。貝ひもを食べ過ぎた場合のデメリットや1日の摂取量目安も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 貝ひもは食べ過ぎなければ栄養価が高い!
- 貝ひもはどんな食材?
- 貝ひもはホタテ・赤貝などの外套膜と呼ばれる部分
- 貝ひもの栄養成分・効果は?カロリー・糖質はどれぐらい?
- ①タウリン
- ②亜鉛
- ③ビタミンB12
- ④タンパク質
- ⑤葉酸
- 貝ひもの栄養成分を効率良く摂れる食べ方は?
- 貝ひもはおつまみなどの加工品ではなく生を調理してから食べる
- 貝ひもの食べ過ぎには注意?1日の適量はどれくらい?
- ①消化不良で下痢・腹痛になる
- ②亜鉛の摂り過ぎで吐き気・頭痛などの恐れ
- ③塩分の摂り過ぎでむくみや頭痛を引き起こす
- 貝ひものおつまみは1日1袋(20g程度)までにしよう
- 貝ひもの栄養が取れるレシピのおすすめ
- ①貝ひものうま煮
- ②乾燥貝ひもの炊き込みご飯
- ③貝ひもとニラの和え物
- 貝ひもの栄養価は高いが食べ過ぎには注意
貝ひもを含むホタテ貝には タンパク質も豊富に含まれているので、貝ひもを食べることでタンパク質も摂取できます。貝ひもだけに含まれているタンパク質の含有量は不明ですが、筋肉を作り、免疫などにも欠かせないタンパク質を摂取することでダイエットにも役立ちます。(※4)
⑤葉酸
葉酸は血液を生み出し、血流を浴するのに役立つ栄養素で、ホタテ貝100g当たりに含まれる葉酸の量は61μgです。貝ひもだけに含まれる葉酸の量はわかりませんが、葉酸にはアミノ酸の合成やDNAの合成などにもかかわっている栄養素で、妊婦が摂取するとよいと言われています。(※5)
貝ひもの栄養成分を効率良く摂れる食べ方は?
貝ひもにはいくつかの栄養素が含まれていると考えられていますが、より効果的に栄養を摂れる食べ方はあるのでしょうか。ここでは、より効果的な貝ひもの食べ方を紹介します。
貝ひもはおつまみなどの加工品ではなく生を調理してから食べる
貝ひもは栄養も豊富ですが、おつまみなどの加工品よりも生のものを調理した方がおすすめです。おつまみにすると不要な味付けがなされるのでカロリーや糖質、塩分量も高くなります。また、乾燥したおつまみは知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまいがちなので、カロリー過多や栄養素の過剰摂取にもつながりやすいです。
貝ひもの食べ過ぎには注意?1日の適量はどれくらい?
貝ひもは生で調理するのがおすすめですが、乾燥したものは食べ過ぎにつながります位です。ここでは、貝ひもを食べ過ぎた時に起こるリスクや適切な量を紹介します。
①消化不良で下痢・腹痛になる
貝ひもは食べ過ぎると消化不良を引き起こすので、下痢や腹痛などの症状を起こすことがあります。特に乾燥したおつまみは固く消化しにくい食材ですが、一度にたくさん食べ過ぎてしまいやすいので、消化不良に注意しましょう。
②亜鉛の摂り過ぎで吐き気・頭痛などの恐れ
貝ひもには亜鉛が含まれていますが、亜鉛は摂りすぎると吐き気や頭痛、けいれんなどの副作用も起こります。一般的な亜鉛の摂取量は1日30~40mg程度で、貝ひもだけで適量以上の亜鉛を摂取する可能性は低いです。しかし、亜鉛のサプリメントなどを利用している場合は、簡単に摂取量を超えてしまうこともあるので気を付けましょう。
③塩分の摂り過ぎでむくみや頭痛を引き起こす
貝ひもは塩分が多いので、むくみや頭痛などの症状が起きる場合も珍しくありません。特に味付けされた貝ひもや乾燥したおつまみの貝ひもは、少しの量でも塩分をたくさん含んでいるので、食べ過ぎるとむくみなどを引き起こすことがあります。
貝ひものおつまみは1日1袋(20g程度)までにしよう
貝ひもは食べ過ぎると吐き気や頭痛、むくみなどの症状を引き起こすことはあるので、乾燥した貝ひもは1日20g程度に抑えるのがおすすめです。市販の貝ひものおつまみは1袋で約20g程度のものが多いので、1日1袋だと覚えておくと便利です。また、ホタテ貝の生の1日の摂取量目安は約3~4個分に当たる300~400gと言われています。
貝ひもだけに含まれる亜鉛などの含有量は不明ですが、貝ひもの場合も生の場合は300g以下に抑えておくと無難です。