コーラに中毒性あり?毎日飲む・飲み過ぎは体に悪い?依存症を抜け出す方法を紹介!
コーラの中毒性を知っていますか?飲むのをやめられない人は依存症になっているかもしれません。今回は、コーラの中毒性が高い原因や毎日飲む・飲み過ぎると体に悪い理由を、依存症の解決策とともに紹介します。コーラの1日の適量など健康的な飲み方やコーラの代わりにおすすめな飲み物も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- コーラを毎日飲むのをやめられない…依存症?
- コーラの中毒性が高い・飲むのをやめられない原因とは?
- 成分①砂糖
- 成分②カフェイン
- コーラ依存症かどうかを確かめる方法は?
- コーラ中毒者に出る離脱症状の例
- コーラ依存で毎日飲む・飲み過ぎると体に悪い?病気の恐れも?
- ①糖尿病・高血圧などの生活習慣病になる
- ②ビタミン・カルシウム不足による諸症状
- ③カフェイン中毒の恐れ
- ④コーラの飲み過ぎで死んでしまったケースも
- コーラの健康に配慮した飲み方は?1日の適量はどれくらい?
- コーラは小さい缶(160ml)を1日1本までに抑えよう
- コーラがやめられない場合の解決策は?
- ①徐々に飲む頻度・量を減らす
- ②コーラの代わりに別の飲み物を飲む
- ③病院で医師に相談する
- コーラがやめられない人向けの代わりの飲み物を紹介
- ①炭酸水
- ②レモン水
- ③コカコーラゼロ
- コーラの中毒性から抜け出そう
②ビタミン・カルシウム不足による諸症状
コーラを飲み過ぎると、ビタミン・カルシウム不足による倦怠感や、骨と歯の弱化を招きます。砂糖が含まれるコーラを大量に飲んでしまうことで、糖質を代謝する栄養素であるビタミンB1が多く使われて不足するためです。
さらにコーラに含まれるカフェインはカルシウムを体外に排出したり、カルシウムの吸収を妨げたりすると言われているので、カルシウムが不足する恐れがあります。
③カフェイン中毒の恐れ
コーラを一度に大量に飲み過ぎると、カフェイン中毒の症状が現れる恐れがあるので注意が必要です。カフェイン中毒の症状は吐き気や手足のしびれなどが代表的ですが、症状が重くなると心肺停止の恐れもあります。
④コーラの飲み過ぎで死んでしまったケースも
1.5リットルのコーラを一気飲みしたり、毎日コーラを水代わりに飲んでいたりしていた人の死亡事例が世界中で数多く報告されています。コーラに含まれる砂糖が血糖値の乱高下を招いて心臓病を発症したケースや、重度のカフェイン中毒による症状が現れ、不整脈から合併症を誘発して死に至る場合があるようです。
コーラの健康に配慮した飲み方は?1日の適量はどれくらい?
普段からコーラを大量に飲んでしまうと、砂糖やカフェイン中毒による症状が現れますが、コーラの体に悪い影響を抑えられる飲み方はないのでしょうか。ここではコーラの1日の適量と、コーラと同じく砂糖やカフェインが含まれる飲み物を紹介するので参考にしてください。
コーラは小さい缶(160ml)を1日1本までに抑えよう
コーラは最も小さいサイズの160mlを1日1本までにすると、コーラの依存を抑えやすくなります。また、コーラ以外に砂糖やカフェインが多く含まれる飲み物を以下に挙げるので、中毒症状を避けるための参考にしてください。
・コーヒー
・紅茶
・緑茶(煎茶)
・スポーツドリンク
・エナジードリンク
カナダ保健省は1日のカフェイン摂取量を、健康な成人でマグカップ3杯の400mgまでとしています。100mlあたりのカフェイン量を比べると、コーヒーは60mg、紅茶は30mgで緑茶では20mgです。100mlのコーラには10mgほどのカフェインが含まれているので、参考にしてください。
また、100mlあたりのスポーツドリンクには角砂糖1個ほどの糖質が含まれています。エナジードリンクでは3〜4個ほどの角砂糖が入っていて、カロリーが高い傾向にあるので飲み過ぎには注意が必要です。
なお、WHO(世界保健機構)によると、1日の砂糖の摂取量は25gまでが目安になっています。コーラやエナジードリンクの依存症でなくても、500ml1本を飲むと25gを上回ってしまうので、砂糖を取りすぎた次の日は控えるなど調整した方がよいでしょう。
コーラがやめられない場合の解決策は?
コーラの適量を知っていても、コーラの強い中毒から抜け出すためには意志に頼らない解決策が必要です。ここではコーラに依存しないための具体的な解決策を3つ紹介します。
①徐々に飲む頻度・量を減らす
コーラの中毒から抜け出す一歩として、徐々にコーラを飲む頻度や量を減らしてみることをおすすめします。これまで500mlのコーラを毎日飲んでいた場合は、350mlのコーラを1日おきに飲むなど、無理のない範囲で試してみましょう。
コーラを飲む頻度や量を減らす生活を数ヶ月単位で続けることで、カフェインや砂糖による離脱症状が軽減され、自然にコーラを飲みたくなくなるようになります。
②コーラの代わりに別の飲み物を飲む
コーラの代わりに以下のような別の飲み物を飲むことも、コーラに依存しなくなる良い方法の一つです。
・炭酸水
・ジンジャーエール
・ガラナ
水で作られている炭酸水は砂糖が含まれないため、コーラの依存を抜け出しやすくなります。また、コーラと比べてカロリーや糖質が低く、カフェインが含まれていないジンジャーエールもおすすめです。
ガラナには、カフェインと同様の覚醒作用があるガラニンが含まれています。ただ、ガラニンはカフェインと違って吸収が緩やかで体への負担が少ないため、コーラよりも依存しにくい点がメリットです。
③病院で医師に相談する
どうしてもコーラを飲んでしまう場合は、病院で医師に相談することをおすすめします。コーラを飲む頻度や量を減らしたり、別の飲み物を飲んだりしても、自分の意志で制御できないほどの中毒になっている可能性が高いためです。