チョコレートケーキのカロリー・糖質は高い?ダイエット向きの食べ方・手作りレシピを紹介!
【管理栄養士監修】チョコレートケーキのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、チョコレートケーキ(1個)のカロリー・糖質量を他のスイーツ類と比較しながら紹介します。チョコレートケーキ(1個)のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方やカロリーオフして手作りする方法・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- チョコレートケーキのカロリー・糖質量は?
- チョコレートケーキ(1個・ホール)のカロリー・糖質
- チョコレートケーキ(1個)のカロリー・糖質量を他のスイーツ類と比較
- チョコレートケーキ(1個)のカロリー消費に必要な運動量
- チョコレートケーキ【店・商品別】のカロリーは?
- チョコレートケーキをダイエット向けにカロリーオフして作るには?
- ①豆腐でカサ増しする
- ②砂糖をパルスイートで代用する
- チョコレートケーキの太りにくい食べ方は?
- ①夜に食べない
- ②食べる量を減らす
- ③お茶を一杯飲む
- チョコレートケーキのカロリーオフなおすすめレシピ
- ①ソイファイバーを使ったノンオイルチョコケーキ(368.8kcal)
- ②おからを使った低糖質チョコケーキ(283.5kcal)
- ③ヨーグルトチョコレートケーキ(80kcal)
- チョコレートケーキのカロリーに注意して食べよう
どの店のものも、1個当たり300kcal台が多いことがわかります。なかにはセブンイレブンのように669kcalという非常に高カロリーなチョコレートケーキもありますが、ファミリーマートも同様に400kcal台と他のチョコレートケーキに比べて高カロリーです。平均して飲食店の方がチョコレートケーキのカロリーは低いようです。(※1〜9)
チョコレートケーキをダイエット向けにカロリーオフして作るには?
つくられたチョコレートケーキは高カロリーですから、カロリーオフしたものを作る場合の方法をお伝えします。ダイエット中の方やカロリーが気になる方は参考にしてください。
①豆腐でカサ増しする
チョコレートケーキが高カロリーになるのは、油脂分の多いチョコレートやバター、生クリームを多用していることと、小麦粉などの炭水化物が使われていることに起因しています。バターと生クリームの代わりに、豆腐を使うと油脂分が減り、小麦粉も減量できて、なめらかで濃厚な味わいのヘルシーなチョコレートケーキができます。
②砂糖をパルスイートで代用する
チョコレートケーキを作るときに、砂糖の代わりにパルスイートを使うと糖質を抑えられます。パルスイートは、含まれる糖質が糖アルコールで体内に吸収されにくく、砂糖よりも低カロリーで甘みを得ることができます。使用量も同じ甘みを得るのに砂糖の1/3の量で済むなど、ダイエットの味方ですね。
竹本友里恵
管理栄養士
チョコレートとココアは、どちらもカカオ豆を原料としており、脂肪分を除いて粉末にしたのがココア、ペーストに香料や糖分などを加え、固形にしたものがチョコレートです。ココアは嗜好飲料の中でも非常に栄養価の高いのが特徴で、疲労回復や動脈硬化、高血圧、情緒不安定、便秘などの予防・解消の効果があります。原材料はどちらも同じなので、自宅でチョコレートケーキを作る際は、チョコレートをピュアココアで代用し、お好みで砂糖や蜂蜜などを加えて味を調節すると、ヘルシーで甘さ控えめなケーキが作れます。
チョコレートケーキの太りにくい食べ方は?
チョコレートケーキを食べる時、どこに気を付けると太りにくいのか、チェックしましょう。
①夜に食べない
人間の体内ではBMAL1というたんぱく質が深夜に向かい増加し、昼に向かって減少します。BMAL1は脂肪を貯め込む働きをするので、よくダイエット中は夜食べないようにする、というのはこのBMAL1の働きを意識したものです。BMAL1が最も減少するのは昼の2時なので、代謝の上がっている日中にチョコレートケーキを食べる方がよいでしょう。(※11)
②食べる量を減らす
チョコレートケーキ1個だけでもカロリーは成人男性の1日のカロリー目安量の20%にもなります。間食の目安は200kcalであり、1個全て食べるとその倍以上のカロリーになるので、食べる量を極力減らす必要があります。また、食べる時も少しずつ口に運ぶなど、血糖値を急激に上昇させない工夫も必要です。
血糖値の急上昇はインスリンを分泌させるので、結果的に脂肪をため込むことになります。(※12)
③お茶を一杯飲む
チョコレートケーキを食べる際は、お茶を一杯飲むと良いでしょう。お茶に含まれるカテキンには脂肪を分解するリパーゼの働きを抑制する効能があり、それにより脂肪が吸収されないため血糖値が上がりにくく、ダイエット効果があるとされています。
また、熱いお茶であれば、体温が上がり代謝が上がる他に、自然と食べるスピードがゆっくりになる副次的な効果もあります。(※13)