『イチジクを食べてはダメ』と言われる理由は?食べ方の注意点と紹介!
イチジクを食べてはダメと言われることがありますが、本当でしょうか?今回は、イチジクを食べてはダメと言われる理由を食べ方の注意点とともに紹介します。イチジクを正しく食べた場合の効果・メリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
生のイチジクは、1日あたり4つ程度を上限にしましょう。食べ過ぎてしまうと食物繊維による下痢や腹痛などの心配もあります。また、果物自体、カロリーや糖質が多い食べ物なので肥満対策としても1日の摂取量は気をつけるとよいです。
②皮膚が弱い人は皮を剥いて食べる
イチジクを食べた際に口腔内に痒みや違和感が出る人は、皮を剥いて食べるようにしましょう。痒みなどの原因は皮に含まれるフィシンにあります。また、乳製品と食べ合わせることで症状を軽減させることも可能です。フィシンはタンパク質分解酵素のため、乳製品のタンパク質の分解にフィシンが働くようになり、口腔内の症状を和らげてくれます。
③アレルギーの恐れがある場合は病院で検査しよう
イチジクを食べた際に口腔アレルギーのような症状が現れた場合は、一度病院でアレルギー検査を行うとよいでしょう。アレルゲンの特定を行うことで、しっかりとした対策ができるようになります。特にシラカバによる花粉症の人は、口腔アレルギーを併発していることもあるので検査をしてみてください。
イチジクは正しく食べれば体に良い?効果・メリットは?
イチジクは不老長寿のフルーツとも呼ばれており、非常に多くの栄養素も含まれています。イチジクを正しく、適量食べた際の効果は以下のようなものがあります。
・コレステロール値や血糖値を下げる
・アンチエイジング効果
・むくみ予防
・生理トラブル、更年期障害対策
イチジクには、女性にとって嬉しい効能がたくさんあります。中でも、豊富に含まれるアントシアニンは抗酸化作用が高いと評判です。シミや肌トラブルの原因であるメラニン色素の発生抑制、老化の原因になる活性酸素の除去に効果があるので、適量をバランスよく食べるようにしましょう。
(*イチジクの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
イチジクを食べてはダメは言い過ぎ!体に良い効果もある!
イチジクは食べ過ぎてしまうと下痢を引き起こしたり、含まれている成分でアレルギーを発症したりと体質によって注意が必要です。しかし、体に良い効果もあり、イチジクを食べてはいけない訳ではありません。果物は糖質も多いので食べ過ぎず、他の食べ物とのバランスも見て摂取するようにしましょう。