温泉卵は妊婦・妊娠中NG?懸念点や安全な調理のポイント・レシピを紹介!

温泉卵を妊婦(妊娠中)は食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、温泉卵を妊婦が食べてもいいのかを、懸念点や調理の注意点とともに紹介します。妊婦でも安心な温泉卵のレシピ・作り方や食べてしまった場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 温泉卵を妊婦(妊娠中)は食べてもいいの?
  2. 妊娠中の温泉卵は避けた方が無難
  3. 温泉卵を妊婦が食べる際の懸念点は?
  4. ①サルモネラ菌
  5. ②トキソプラズマ
  6. ③リステリア
  7. 妊婦が温泉卵を食べる場合の調理の注意点は?
  8. ①購入後の卵はすぐに冷蔵庫に入れる
  9. ②卵を調理の直前に洗う
  10. 妊婦でも安心な温泉卵のレシピ・作り方を紹介!
  11. 妊婦が温泉卵を食べた・食べ過ぎた場合の対処法は?
  12. 心配な場合は病院に行くのが安心
  13. 温泉卵以外で妊婦が気を付けるべき食べ物は?
  14. 妊婦や妊娠中の温泉卵は食べ方に気をつけよう

卵は10℃以下が適切な保管温度とされています。37℃以上の場所ではサルモネラ菌が大量に増殖するので、卵を買ってきてから常温での放置は大変危険です。特に夏の時期は注意しましょう。冷蔵庫で保管していても、賞味期限までには食べ切るのも大切です。

②卵を調理の直前に洗う

日本で市販されている卵は衛生管理が厳しく、既に滅菌処理されています。もし汚れが気になる場合は調理の直前に軽く洗うか、布で拭く程度で問題ありません。殻にヒビが入った卵は雑菌が入り込んでいる可能性があるため、使用をやめましょう。

妊婦でも安心な温泉卵のレシピ・作り方を紹介!

出典: https://cookpad.com/recipe/4425725

ここでは、妊娠中にも安心して食べられる、温泉卵を使った味噌汁を紹介します。野菜も一緒に摂れるので、日頃の食卓に積極的に取り入れたい栄養満点のレシピです。

①キャベツ、ジャガイモは食べやすい大きさに切る
②鍋にじゃがいもと水を入れ、じゃがいもが柔らかくなるまで茹でる
③キャベツを入れ、食感が残る程度煮る
④卵を割り入れる
⑤出汁入りの味噌を溶かす

汁物料理に卵を落とすことで、中にしっかり火が通っているかの確認が簡単です。卵を入れる際は沸騰後(75℃以上〜100℃を目安)、1分以上加熱し、黄身が固まるまで待ってください。一緒に入れるキャベツやじゃがいもはビタミンCや食物繊維が豊富で消化を助け、妊娠中のママに必要な鉄分の吸収も促すのでおすすめの食材です。

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妊婦が温泉卵を食べた・食べ過ぎた場合の対処法は?

妊婦や妊娠が分かる前に半熟卵を食べてしまった場合、どう対処すべきでしょうか。妊娠中に半熟卵を食べてしまったり、食べ過ぎた場合の対処法や、気を付けるべき症状についても解説します。

心配な場合は病院に行くのが安心

妊娠中に絶対、半熟卵を食べてはいけない訳ではありませんが、食べてしまった場合は下痢や嘔吐など、食中毒の症状が現れないか様子を見てください。様子を見て、気になる症状が出た場合はすぐ、近くの病院で診てもらいましょう。

温泉卵以外で妊婦が気を付けるべき食べ物は?

温泉卵以外に、妊娠中に気を付けるべき食材は以下の通りです。

・生魚、生の魚卵
・生肉
・ナチュラルチーズ
・カフェイン、アルコールを含む飲み物
・レバーやウナギなど、ビタミンAを多く含むもの

上記で挙げたように、生の食材は常に食中毒を引き起こす可能性があるため、免疫力が低下している妊娠中は避けた方が良いとされています。アルコールやカフェインを含む飲み物は中には子宮収縮するものや、お腹の赤ちゃんへの発育に影響が出るため控えた方が良いでしょう。ビタミンAも胎児の奇形に繋がるため、取り過ぎは禁物です。(※5、6、7)

(*妊娠中のいくらやナチュラルチーズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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妊婦や妊娠中の温泉卵は食べ方に気をつけよう

妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにも気を付けるべき食材が多いですが、温泉卵もそのひとつです。しかし十分に加熱調理し、保管方法も気をつければ、それほど気にし過ぎる必要はありません。卵は妊娠中に必要なタンパク質が豊富なので、調理の仕方を守り積極的に摂りましょう。

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