塩パンのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方など紹介!

【管理栄養士監修】塩パンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、塩パン(1個)のカロリー・糖質量を〈ポンパドール・イオン・ヴィドフランス〉など店別や他のパン類と比較しながら紹介します。塩パン(1個)のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。...
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。

目次

  1. 塩パンのカロリー・糖質量は?
  2. 塩パン(1個)のカロリー・糖質【店別】
  3. 塩パン(100g)のカロリー・糖質量を他のパン類と比較
  4. 塩パン(1個)のカロリー消費に必要な運動量
  5. 塩パンがダイエットに不向きとされる理由は?
  6. ①GI値が高い
  7. ②塩分量が高くむくみやすい
  8. ③少量でも高カロリー
  9. 塩パンのダイエット向きの太りにくい食べ方は?
  10. ①サラダを最初に食べる
  11. ②コーヒーと一緒に食べる
  12. ③よく噛みながらゆっくり食べる
  13. ④夜に食べない
  14. ⑤主食として食べる
  15. 塩パンを使ったダイエット向きのアレンジレシピ
  16. ①ローストビーフのサンドイッチ
  17. ②鶏ハムのサンドイッチ
  18. ①塩パンの簡単サンドイッチ
  19. 塩パンのカロリーに注意して食べよう

塩パンのGI値は見つからなかったので、パン類を比較に載せています。GI値とは糖質が血液に入るまでの時間を数値にしたものです。GI値の高い食品を食べると急激に血糖値が上がってしまい、インスリンが大量に分泌され身体が脂肪をため込みやすくなります。逆にGI値が低い食品ほど、血糖値が穏やかに上がっていくのでダイエット向きとも言われています。

GI値70以上は高GI値食品とされ、パン類はこれに当てはまることもありダイエットに不向きと言われます。主食である白米やパスタ麺と比べてもパン類はGI値が高いようです。

②塩分量が高くむくみやすい

塩パンは他のパン類に比べ、塩が多く使われています。塩分をたくさん摂ると身体が塩分濃度を薄めようと水分を取り込み体内に溜めようと働くため、これがむくみに繋がってしまいます。むくみを放置してしまうと、血行が悪くなり老廃物などが溜まることで、セルライトが出来やすく、代謝が悪くなるためダイエットに不向きです。

石川桃子

管理栄養士

身体の中の塩分(ナトリウム)を排出するためには、カリウムが豊富な食品を一緒に取ると良いでしょう。カリウムが豊富な食品はたくさんありますが、アボカドにも多く含まれているので塩パンにアボカドを挟んで食べるなど工夫すると浮腫予防を期待できるでしょう。

③少量でも高カロリー

塩パンは小さいながらもカロリーや脂質、糖質が高い食品です。多く含むバターにはコレステロール値や血圧を下げてくれる不飽和脂肪酸が含まれているので、バターがたくさん使われていることが身体に悪いというわけではありません。しかし、その分カロリーは高くなるので、ダイエット向きとは言えません。

塩パンのダイエット向きの太りにくい食べ方は?

ダイエット中でも美味しく塩パンを食べたいときには、どうしたら良いでしょうか。ダイエット向きの太りにくい食べ方を紹介します。

①サラダを最初に食べる

サラダを最初に食べることで、急激な血糖値の上昇を防ぎます。野菜に多く含まれる食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにし、糖の吸収を穏やかにしてくれるので、インスリンの過剰な分泌を抑えることができます。GI値の高い塩パンをサラダの後に食べれば、太りにくいダイエット向きの食べ方になるでしょう。(※2)

②コーヒーと一緒に食べる

コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪の分解と脂肪の体内蓄積を防ぐ働きがあり、ダイエットに効果的だと言われています。また、ポリフェノールの一種クロロゲン酸がコーヒーには含まれており、クロロゲン酸もカフェインと同様の働きがあり脂肪燃焼の効果が期待できます。

他にも、コーヒーの血行促進作用でダイエットの基本となる基礎代謝を上げることや、利尿作用もあるので塩パンと一緒に食べればむくみ防止にも効果的でしょう。(※3)

石川桃子

管理栄養士

上記に示しているように、コーヒーには利尿作用があるためダイエットに期待できると言ってたくさん飲みすぎてしまうと脱水を引き起こす可能性も高まるため注意が必要です。同じくらいの水を取るようにすることをお勧めします。

③よく噛みながらゆっくり食べる

ゆっくりとよく噛んで食べると、満腹中枢が刺激され少量でもお腹いっぱいに感じ、食べ過ぎを防ぐことができます。満腹中枢が刺激されるまでには20分くらいかかると言われているので、ゆっくり食べれば満腹感も得やすいでしょう。

また、ゆっくり食べることで血糖値の急激な上昇も抑えられ、糖の吸収が緩やかになります。塩パンは少量でもカロリーの高い食品なので、ダイエット中は意識しておきたい食べ方です。(※4)

④夜に食べない

夜中に食べると太る、のはダイエット中の方ならすでに知っているかと思います。これは体内での脂肪合成を促進する働きのあるビーマルワンというタンパク質の一種が、夜から朝にかけて分泌量が増え体内に脂肪を蓄えようと働いてしまうことが理由です。

ビーマルワンは時間帯によって増減し、最も分泌が少なくなるのが午後2時、そこから徐々に分泌量が増えていき深夜2時に増加のピークを迎えます。その量は20倍にもなり、夜遅くに食べるほど脂肪がつきやすくなってしまいます。塩パンをダイエット中に食べるなら夕方あたりまでにしておくと良いでしょう。(※5)

⑤主食として食べる

手軽に食べれる塩パンは、つい間食として食べてしまいそうですが、ダイエット中ならばおかずやスープ、サラダなどと一緒に主食として食べると良いでしょう。パンにはミネラルやビタミンなどの栄養素が含まれていないため、主食として他の食品と食べることにより栄養バランスを補いながら、満腹感も得られます。

パン全般で気を付けたいことですが、食べる際はジャムやバターなどはなるべくつけずに、野菜などの低カロリーなものと合わせて食べるのがおすすめです。

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