シャンディガフの作り方は？美味しい割合・比率は？合うビール・ジンジャエールも紹介！

暑い季節を迎えるにあたり、シャンディガフはおすすめのカクテルのひとつです。シャンディガフの作り方やグラス選びなどについて説明していきます。

シャンディガフとはビールベースのカクテルで、ビールをジンジャーエールで割ったものです。カクテルと言っても作り方はいたってシンプルで、ビルドという技法でグラスの中に直接材料を注ぎ、混ぜて作ります。

カクテルの中でもアルコール度数が低く3度程度なので、お酒のあまり強くない人でも飲みやすいお酒です。材料はコンビニなどで手に入るものばかりで、シェーカーなどの特別な道具も必要ないので家庭でも簡単に作れます。

(＊シャンディガフについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

シャンディガフはシンプルなカクテルですが、美味しい作り方にはコツが要ります。ここからは、割合や比率、入れる順番などポイントを見ていきましょう。

ビールとジンジャーエールの割合・比率は1：1が理想的です。どっちが先かといえば、ビールを先に注ぎ、泡が立つようにします。泡の量は、見た目や炭酸の抜けを防ぐ意味でもグラスの3分の1ほどの高さがあるといいです。

ビールとジンジャーエールの割合は、作っていく中で好みに合わせて1：1の割合を変えていっても大丈夫です。お酒のアルコールの感受性は人それぞれなので、ジンジャーエール、ビールの割合を変えてアルコール度数を調整してみてください。

シャンディガフを作る前に、グラス、ビール、ジンジャーエールをよく冷やしておきましょう。シャンディガフというカクテルは氷を使わないので、グラスもしっかり冷やした方が断然美味しい仕上がりになります。グラスは冷凍室で冷やすのがおすすめです。霜がつくぐらい冷やすといいでしょう。

入れる順番はビール、ジンジャーエールの順で、ビールを先に注ぐことで泡を立たせ、ジンジャーエールは糖分が底にたまらないように後から注ぎます。

グラスに決まりはありませんが、ビールグラスやタンブラーなどで、口径が小さめで背の高いものがおすすめです。コリンズグラスという口径が小さく容量が300～360ml程度のグラスもいいでしょう。たっぷり飲みたい人はジョッキでも構いませんが、度数の低いカクテルとはいえ飲みすぎには注意しましょう。

また、銅製のタンブラーやマグカップなどもおすすめです。銅は熱伝導率が高いので、冷たいものはより冷たく飲むことができて美味しいです。

シャンディガフに使用するビールには決まりがないため、味の好みやアルコール度数に応じて選ぶといいでしょう。イギリス産のエールビールを選ぶと本格的な香りや風味を味わえ、すっきりした飲み口、切れのある苦みが特徴のラガービールで作ると爽快感が高まります。価格、機能のバランスが良い発泡酒で手軽にシャンディガフを試してみるのもおすすめです。

お酒が苦手な人は、ノンアルコールビールをベースにすることもできます。ビールに近い風味のものや、香料や甘味料などを使ったものなど種類により味わいも変化します。微量のアルコール度数でも気になる方は度数0.00を選びましょう。後ほど、シャンディガフに合う缶ビールのおすすめ銘柄も紹介するので参考にしてください。

ジンジャーエールはそのまま飲むことが想定されている商品は飲みやすく、少し甘めな場合が多いです。お酒の割り材として想定されている商品の場合は、香りがしっかりしていて辛口であることが多いです。ジンジャーエールそのものの味も試して、どのビールを使えば相性が良く、自分の好みに近づくのかを考えていくといいでしょう。

また、生の生姜と砂糖でシロップを作り、炭酸水で割れば、オリジナルのジンジャーエールが作れます。特に初夏の時季は新生姜が出回るので、普段の生姜とはまた違うさわやかな香りがあり、おすすめです。