白湯はガンの元は本当?健康じゃない?科学的根拠を元に真偽を調査!

白湯はガンの元との噂は本当でしょうか?美容やダイエットを目的に、白湯を飲んでいる人は心配でしょう。今回は、白湯はガンの元と言われる理由や、その真偽を科学的根拠を元に紹介します。白湯が体に悪い影響を与える場合についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 白湯はガンの元って本当?
  2. 結論:白湯はガンの元との主張に科学的根拠はない
  3. 白湯はガンの元と言われる理由は?
  4. ①水道水中のトリハロメタンが体に良くないとの主張
  5. ②白湯はトリハロメタンの濃度が高いとの主張
  6. ③白湯健康法ではトリハロメタンを多く摂取してしまうとの主張
  7. 白湯はガンの元ではないが飲み過ぎれば体に悪い?
  8. ①消化・吸収機能の低下
  9. ②頻尿になる
  10. ③基礎代謝の低下
  11. ④病的むくみや腎臓疾患がある場合は注意が必要
  12. 白湯の体に良い効果や正しい作り方・飲み方は?
  13. 白湯の体に良い効果
  14. 白湯の正しい作り方・飲み方
  15. 白湯はガンの元との主張に科学的根拠はない

白湯はガンの元って本当?

冷え性の改善などの健康効果や基礎代謝の向上によるダイエットのサポートなどに役立つとされる白湯はガンの元だと、噂が流れているようです。ここでは、白湯はガンの元との噂が本当かを説明します。

結論:白湯はガンの元との主張に科学的根拠はない

結論としては、白湯はガンの元との主張には科学的根拠はありません。しかし白湯はガンの元であると、主張する人々がいるのは事実です。白湯を飲む人の多くが水道水を沸騰させたものを飲んでいることが、主張の根拠となっているようです。白湯はガンの元と言われる理由は次章で詳述しますが、信憑性はないと言えます。

白湯はガンの元と言われる理由は?

白湯はガンの元と主張する人々は水道水を沸騰させたものを想定しており、含まれているトリハロメタンを理由として挙げているようです。ここでは白湯はガンの元と言われる理由について、健康に与える影響があるのかも含めて詳しく説明します。

①水道水中のトリハロメタンが体に良くないとの主張

水道水中のトリハロメタンが体に良くないと主張する白湯反対派と、肯定派の意見は以下の通りです。

【白湯反対派】
・日本の水道水には必ずトリハロメタンが残留している
・トリハロメタンは特に膀胱ガンの発症を誘発する

【白湯肯定派】
・水道水に含まれるトリハロメタンの濃度は、生涯飲んでも問題はない
・トリハロメタンが膀胱ガンの発症リスクを上げるとの研究結果は出ていない


トリハロメタンとは、消毒用の塩素と水中に存在する有機化合物が反応して生成される化合物です。中でもクロロホルムとブロモジクロロメタンが世界保健機関(WHO)により発ガン性のリスクが懸念されていますが、日本の水道水での含有量はわずかです。またWHOが定める飲料の残留塩素濃度は5mg/1L以下ですが、日本の水道水は1mg/1L以下と下回っています。

高濃度の「トリハロメタン」を含む水道水を長期間飲み続けることで、膀胱癌のリスクが上がることを示す研究があったようですが、今のところ証拠は明らかになっていません。
トリハロメタンは、水道水が塩素処理される際、水に含まれる成分と塩素が反応して発生します。
ただし、水道水に含まれる「トリハロメタン」の量は、ヒトが一生飲み続けても健康に影響が生じない量であるため、ガンの発生とは関係がないと考えられます。

さらに上記にもあるように、高濃度のトリハロメタンが含まれた水道水を長期間にわたって飲み続けたことが膀胱ガンの発症を促すとの研究結果が出たわけではありません。また日本の水道水を一生飲み続けても、健康には影響がないと考えられています。正しい方法で作った白湯を飲む分には、トリハロメタンが除去されるので問題はないと言えます。

②白湯はトリハロメタンの濃度が高いとの主張

白湯はトリハロメタンの濃度が高いと主張する白湯反対派と、肯定派の意見は以下の通りです。

【白湯反対派】
・沸騰させた水道水を10~15分加熱して白湯を作る過程で、トリハロメタンの濃度が高まる
・トリハロメタンの濃度が高まると、発ガンリスクも高まる

【白湯肯定派】
・トリハロメタンの濃度が高まるのは沸騰後5分までで、10~15分加熱すると除去できる
・トリハロメタンが除去された白湯は健康リスクがない


また水道水に含まれるトリハロメタンは、以下の方法でも除去できます。

水処理関係の研究者です。私の勤める会社でも浄水器を作っていますので、ここはトリハロメタンの恐ろしさを滔々と語り、浄水器の必要性を説くのが会社思いの良い社員なのかも知れませんが、正直な所なにかトリハロメタンに対する過敏症などない限り、気にするほどのものではないように思います。

それでも気になるという場合、トレビーノとかクリンスイのような、ホームセンターでメーカー名を全面に出して陳列しているような浄水器であれば、十分清浄な水が得られるのではないでしょうか。

沸騰後の水道水を煮沸する時間を長くするだけでは不安な時には、浄水器を使うのも方法の1つです。日本の水道水の基準値は世界的に見ても厳しいこともあり、10分以上煮沸するあるいは浄水器を通して水を清浄にしてから使えば健康リスクは低減できると考えられます。

③白湯健康法ではトリハロメタンを多く摂取してしまうとの主張

白湯健康法ではトリハロメタンを多く摂取してしまうと主張する白湯反対派と、肯定派の意見は以下の通りです。

【白湯反対派】
・水道水を沸騰させた白湯はトリハロメタンの濃度が高い
・水道水を沸騰させた白湯を飲む健康法により、トリハロメタンの摂取量が増える

【白湯肯定派】
・水道水ではなくミネラルウォーターなどでも白湯を作ることは可能なので、水を選べば健康リスクは下がる
・白湯はガンの元と明言できるほどのエビデンスがない


実際に水道水に含まれるトリハロメタンを長時間飲み続けることで、膀胱ガンの発症リスクが上がるのかについて研究されています。

高濃度の「トリハロメタン」を含む水道水を長期間飲み続けることで、膀胱癌のリスクが上がることを示す研究があったようですが、今のところ証拠は明らかになっていません。

水道水に含まれるトリハロメタンの摂取と発ガンリスクについて研究は進んでいますが、白湯はガンの元と言い切れるほどの研究結果は出ていないのです。白湯はガンの元と主張するだけの根拠はないので、神経質になる必要はないと考えられます。

白湯はガンの元ではないが飲み過ぎれば体に悪い?

白湯はガンの元ではないとわかると、健康や美容のために飲む量を増やそうと考える人もいそうです。しかし白湯を飲み過ぎても問題がないのかは、気になるかもしれません。ここでは、白湯を飲み過ぎると体に悪いのかを説明します。

①消化・吸収機能の低下

白湯を飲み過ぎると胃液が薄くなり、消化並びに吸収機能が低下するリスクがあるので注意が必要です。食前や食中に白湯を飲むと食べ過ぎ防止になるメリットがある一方で、人が一度に摂り込める水分量である250mlを超えると消化不良の原因となります。その結果として胃痛や下痢、便秘が起こるケースもあるので適量にとどめましょう。

また食後1時間以内に白湯を飲むのも、消化吸収を妨げるのでおすすめできません。胃酸が薄まると食べ物を消化するために多くのエネルギーを使うので、疲労につながるケースもあるので要注意です。

②頻尿になる

白湯を飲み過ぎると頻尿になり、健康維持の妨げになるリスクが高まります。白湯を飲み過ぎることで体の水分吸収の許容量を超え、トイレが近くなってしまうのです。特に眠る前に白湯を飲み過ぎると夜中にトイレに起きてしまうので、100~150ml程度に抑えましょう。

③基礎代謝の低下

白湯の飲み過ぎによって膨満感が増し、食事量が減った結果として基礎代謝が低下することがあります。食事の中でもたんぱく質の摂取量が減ると、基礎代謝が下がってしまうのです。食事量の減少によって、必要な栄養素が足りなくなるケースもあります。

④病的むくみや腎臓疾患がある場合は注意が必要

病的なむくみや腎臓疾患がある場合は、白湯の摂取量を制限されることがあるので注意が必要です。白湯は冷たい水よりも吸収されやすいので、むくみが起こりやすくなります。利尿剤を飲んでいる腎臓疾患の人も含めて、1日の水分の摂取量を指示されケースもあるので要注意です。

血液をろ過して尿にするのが腎臓の役割ですが、白湯を飲み過ぎると尿量が増えるので負担がかかります。白湯を飲みたい場合は事前に医師に摂取量について相談するのが安心です。

白湯の体に良い効果や正しい作り方・飲み方は?

白湯はガンの元ではないとわかっても、健康や美容の効果を引き出すためには正しい作り方と飲み方を実践することが大切です。ここでは白湯の健康効果だけでなく、正しい作り方と飲み方を説明します。

白湯の体に良い効果

白湯の体に良い効果は、以下の通りです。

・便秘解消
・新陳代謝の向上
・美肌
・デトックス
・安眠


白湯を飲むことで十分に水分が摂れると便が柔らかくなり、便秘の改善やデトックス効果につながります。また白湯によって体が温まると腸内の健康が促進され、腸内環境も良くなるのです。その結果として栄養素がスムーズに吸収されるようになると新陳代謝も向上し、ダイエット効果が高まるとともに肌の状態も改善されます。

さらに白湯を飲むと心身を落ち着かせてくれるので、安眠効果を高める目的で就寝前に飲むのもおすすめです。

白湯の正しい作り方・飲み方

白湯の正しい作り方は、以下の通りです。

①やかんに水道水を入れて火にかける
②水道水が沸騰したら蓋を外し、10分以上煮沸する
③約50~60度まで冷ます


上記の手順を踏むと不純物が取り除かれた白湯ができます。煮沸した水道水は雑菌が繁殖しやすくなるので、その日のうちに飲み切るようにしましょう。白湯の効果を引き出すためには、以下のタイミングで飲むのがおすすめです。

・朝起きたら飲む
・食事の30分前
・食事中
・寝る前


上記のタイミングでコップ1回程度の白湯を飲むと、効果を引き出しやすくなります。白湯を飲み続けた結果、ダイエットに成功したり肌がキレイになったりした人も多いのでぜひ実践してみましょう。

(*白湯を毎日飲み続けた結果について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

白湯を毎日飲み続けた結果・メリット|口コミや効果的な飲み方も紹介!

白湯はガンの元との主張に科学的根拠はない

白湯はガンの元との主張が本当かについて調べてみると、科学的根拠がないことがわかりました。水道水を沸騰させて白湯を作る場合も正しい手順を守れば、健康に悪影響が及ぶことはありません。白湯を上手に生活に取り入れることで得られる健康や美容の効果があるので、摂取量や自分の体調に配慮しながら飲む習慣をつけましょう。

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