白湯はガンの元は本当?健康じゃない?科学的根拠を元に真偽を調査!
白湯はガンの元との噂は本当でしょうか?美容やダイエットを目的に、白湯を飲んでいる人は心配でしょう。今回は、白湯はガンの元と言われる理由や、その真偽を科学的根拠を元に紹介します。白湯が体に悪い影響を与える場合についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
白湯はガンの元ではないが飲み過ぎれば体に悪い?
白湯はガンの元ではないとわかると、健康や美容のために飲む量を増やそうと考える人もいそうです。しかし白湯を飲み過ぎても問題がないのかは、気になるかもしれません。ここでは、白湯を飲み過ぎると体に悪いのかを説明します。
①消化・吸収機能の低下
白湯を飲み過ぎると胃液が薄くなり、消化並びに吸収機能が低下するリスクがあるので注意が必要です。食前や食中に白湯を飲むと食べ過ぎ防止になるメリットがある一方で、人が一度に摂り込める水分量である250mlを超えると消化不良の原因となります。その結果として胃痛や下痢、便秘が起こるケースもあるので適量にとどめましょう。
また食後1時間以内に白湯を飲むのも、消化吸収を妨げるのでおすすめできません。胃酸が薄まると食べ物を消化するために多くのエネルギーを使うので、疲労につながるケースもあるので要注意です。
②頻尿になる
白湯を飲み過ぎると頻尿になり、健康維持の妨げになるリスクが高まります。白湯を飲み過ぎることで体の水分吸収の許容量を超え、トイレが近くなってしまうのです。特に眠る前に白湯を飲み過ぎると夜中にトイレに起きてしまうので、100~150ml程度に抑えましょう。
③基礎代謝の低下
白湯の飲み過ぎによって膨満感が増し、食事量が減った結果として基礎代謝が低下することがあります。食事の中でもたんぱく質の摂取量が減ると、基礎代謝が下がってしまうのです。食事量の減少によって、必要な栄養素が足りなくなるケースもあります。
④病的むくみや腎臓疾患がある場合は注意が必要
病的なむくみや腎臓疾患がある場合は、白湯の摂取量を制限されることがあるので注意が必要です。白湯は冷たい水よりも吸収されやすいので、むくみが起こりやすくなります。利尿剤を飲んでいる腎臓疾患の人も含めて、1日の水分の摂取量を指示されケースもあるので要注意です。
血液をろ過して尿にするのが腎臓の役割ですが、白湯を飲み過ぎると尿量が増えるので負担がかかります。白湯を飲みたい場合は事前に医師に摂取量について相談するのが安心です。
白湯の体に良い効果や正しい作り方・飲み方は?
白湯はガンの元ではないとわかっても、健康や美容の効果を引き出すためには正しい作り方と飲み方を実践することが大切です。ここでは白湯の健康効果だけでなく、正しい作り方と飲み方を説明します。
白湯の体に良い効果
白湯の体に良い効果は、以下の通りです。
・便秘解消
・新陳代謝の向上
・美肌
・デトックス
・安眠
白湯を飲むことで十分に水分が摂れると便が柔らかくなり、便秘の改善やデトックス効果につながります。また白湯によって体が温まると腸内の健康が促進され、腸内環境も良くなるのです。その結果として栄養素がスムーズに吸収されるようになると新陳代謝も向上し、ダイエット効果が高まるとともに肌の状態も改善されます。
さらに白湯を飲むと心身を落ち着かせてくれるので、安眠効果を高める目的で就寝前に飲むのもおすすめです。(※1)
(*白湯の効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)