ジャイアントコーンのカロリー・糖質は?栄養価やダイエット向きの食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】ジャイアントコーンのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ジャイアントコーン(100g/1粒)のカロリー・糖質量を他のナッツ類と比較しながら紹介します。ジャイアントコーンのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
他のナッツより、低カロリー・高糖質のジャイアントコーンですが、様々な栄養素が含まれています。ここでは、ジャイアントコーンに含まれる栄養素と、期待できる効果・効能を見ていきましょう。
①ビタミンE
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.4mg | 6.5mg | 22% |
ビタミンEには、強い抗酸化作用があり、血中の脂質が酸化されるのを防ぐので、動脈硬化など生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果的です。
また、毛細血管の血流の改善にも効果があり、栄養分や酸素を体の隅々まで届けられるようになるので、基礎代謝を上げ、ダイエット効果の出やすい体になります。血流が良くなり、肌細胞の栄養分でもあるので、肌荒れを防ぐスキンケア効果にも期待できます。(※2)
②食物繊維
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
10.5g | 24g | 44% |
ジャイアントコーンには食物繊維も多く含まれていますが、そのほとんどが不溶性食物繊維です。水に溶けないので、胃や腸で水分を吸って膨らみ、腸の活動を活性化してくれます。また、摂取した糖質の吸収速度を緩やかにするほか、体内に溜まった不純物、余分な老廃物を巻き込み、体外に排出してくれる効果もあります。
日常的に食物繊維の豊富な食べ物を食事に取り入れていると、便秘が解消されるため、ダイエットにも効果的です。ただ、食物繊維の過剰摂取は便秘が悪化してしまう場合もあるので、適量を食べて水分も十分に摂るようにしましょう。(※3)
③マグネシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
88mg | 275.4mg | 32% |
マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素で、すべての細胞や骨に広く存在しています。また、300種類以上の酵素の働きも助けてくれる大事なミネラルです。マグネシウムをしっかりと摂ることで、代謝を促し、中性脂肪を減らしてくれるので、ダイエットにもおすすめの栄養素と言えます。(※4)
ジャイアントコーンのダイエット向きの太りにくい食べ方は?
高カロリー・高糖質のジャイアントコーンですが、ここでは、太りにくい食べ方について紹介します。食べる時間や食べ方に気を付けるだけで、太るリスクを減らすことができます。
①夜に食べない
夜に食べると太るといわれているのには、BMAL-1というタンパク質が原因です。BMAL-1には、体内に脂肪を溜め込むための酵素を増やす働きがあります。午後10時から午前2時ごろにピークを迎えるので、夜に食べるのは避けましょう。BMAL-1が最小になるのは午後3時頃なので、ジャイアントコーンを食べるなら昼間のおやつがおすすめです。(※5)
②よく噛んで食べる
ジャイアントコーンはとても噛み応えがあり、噛むことで満腹中枢が刺激されるので食べ過ぎを防ぐことにもつながります。特にジャイアントコーンのような油で揚げたものは消化しにくいので、消化を助けるためにもよく噛んで唾液の分泌量を増やすことも大切です。ジャイアントコーンを食べる時には、これまで以上に噛む回数を意識するようにしましょう。(※6)
③トッピングに使用する
食べ過ぎてしまうのが心配な時は、サラダやスープのトッピングとして使用しましょう。塩の代わりに砕いたジャイアントコーンをトッピングすると、サラダに塩気と、食感をプラスすることができます。ただし、糖質が高いのでトッピングに使用する場合も、適量にしておきましょう。
竹本友里恵
管理栄養士
ジャイアントコーンのメリットは腹持ちの良さにあります。固くて噛みごたえがあるので、咀嚼数が増えるだけでなく、唾液が多く分泌される事で消化を助ける働きがあります。何回も噛むことで脳の満腹中枢を刺激し、少量であっても満腹感や満足感を得られる事もできます。油で揚げてあるため少量でエネルギーをチャージすることができ、歯応えがある分ストレスの軽減にも繋がるのでダイエット中の方にはおすすめの間食です。